証券ビュー

アンコール伊勢町

本物の時代にこたえる 金融緩和出尽くし政策対応なし (2012.09.28)

下げ渋り自律反発。持ち直した。先物の買い戻し、9月末のドレッシングが主因。引けにかけて上海の急反発が手掛かり。前日株のほか債券、金・原油先物安、さらに円高とあって買い戻しが広がった。リーマンショック以降、金融緩和一辺倒。FRBが第3次追加に踏み切った13日、日銀も続いた19日に出尽くし。にもかかわらず、欧米、中国、日本もこれといった政策対応なし。13日米国で「政府は何もしていない」と述べたハネウェルCEOの不満がよくわかる。日本でも大震災と原発事故、尖閣・竹島を巡る民主党のぶざまな対応が晒しもの。国民は、09年相次ぎ政権を投げ出す自民党に見切りをつけ、3年後民主党にも裏切られた。21日民主党代表選、26日自民党総裁選に共通するのが権力闘争。増税が先行し見苦しい。政策のかけらもない。しかも、民主党が延命なら自民党は解散の一点張り。当事者が恥知らずで興ざめだ。ダークホースといわれた維新の会もトーンダウン。領土、主権、歴史、文化など国全体を動かすトータルな対応が困難。まず大阪府、大阪市で次世代の基盤づくり。成功しないと始まらない。つまり、今の相場は金融政策の限界で行き詰まった。このため、21日に局面打開の糸口が総選挙と述べた。しかし、小泉チルドレン、小沢ガールズ、橋下ベイビーといわれる素人集団が大半。どうにも締まらない。総選挙後、維新の会が権力を握ったとすればそれがピーク。現政権の延命も前政権の轍を絡むもの。いくところまでいって向きが変わるまで持ち堪えるほかない。27日に米大統領選と朝鮮半島を巡る11月、フォトンベルトと米国「財政の崖」にかかる暮れ、年明け歴史が動くと述べた通り。デフレが終わり、日本株のブルマーケットがやってくる。余談だが、23日伝えられた中国初の空母「ワリヤーグ」。ウクライナから購入し改修、テストを重ねた中古。中国紙によると、今後諸島の領有権問題を解決し、海洋権益を維持するため重要な影響を及ぼすという。しかし、船の速度が遅く艦載機が飛び立てず、先端を空に向けて飛ばしている。おのずと帰ってきた戦闘機が空母に降りられず、搭乗するパイロットもいない。周辺諸国を脅すため張り子の虎。メディアが解説なしに伝えている。以前述べたが、韓国の財政破綻も相当なもの。日経がサムスンを持ち上げめくらまし。破産申請した釜山貯蓄銀行をはじめチェイル、第一2、プライム相互、トマト、パランセ貯蓄銀など連鎖破綻。不動産が急落し実体経済崩壊も伝えられる。10月期限の日韓スワップが気になるところだ。
日経平均は43円高。8949円の引け。出来高16億2800万株、売買代金1兆円。送り出した中で■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)が堅調な程度。取り返しのつかないほど下がったものが沢山ある。しかし、昨年の震災、原発、円安など吸収し反転待ち。リーマンショックをこなしただけに強い。ことに■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■(****)など開発パイプライン多数。来年製造承認に進むものも出る。このため11月、暮れ、年明け買い下がり。通貨や金先物、ダイヤなど「如何様」と違って本物。あと2、3年寝かしモノにしてほしいものだ。現在、合格点は■■■■■■■(****)だけ。貴金属のリサイクル抜群。コストゼロの都市鉱山で世界レベルの会社になる。本物の時代にこたえるものだ。(了凡)