証券ビュー

アンコール伊勢町

40年前の悲観論悉く外れ   日本の大企業も息を吹き返す  (2012.09.07)

四六時中、閑散小動き。日計り商いも途切れがち。小幅円安を手掛かりに持ち直した。債券先物に日経平均9月物、金・原油先物も週末・来週明けに備えポジション調整一巡。大山鳴動して鼠一匹の印象。漸く■■■■■■(****)が切り返した。しかし、■■■■■■■■(****)はファイナンスを発表し後続がない。英「エコノミスト」が2050年アフリカと中東を持ち上げているが、人口動態から得られるグローバル化のゴール。いまだ英米を主人公に版図拡大。天動説のもと解説しているところが面白い。ネットで産業革命を起こし、定着したとみるや英語圏一色になるという。テーゼにはアンチテーゼ。これまで外れの方が圧倒的に多いのも事実。参考にしながら進みたい。1971年のドルショックでブレトン・ウッズ体制が吹っ飛び40年。08年リーマンショックからざっと40年後の世界。伝えられる40年周期説は黄金分割によるもので、1905年日露戦争をピークに1945年敗戦がボトム。さらに40年後プラザ合意でピークアウト。次のボトムが2025年になる旨以前述べた。当たらずとも遠からず。根拠のあるデータで仮説を立て検証するわけだ。根拠やデータがないと予言。40年前に横行した資源、食糧枯渇や人口爆発、地球砂漠化。経済成長頭打ち、環境汚染深刻化など悲観的な予言が悉く外れたのもわかる。人間は心地いいと記憶に残らず、悪い見通しが出ると対策を打ち出すためだ。第2次大戦後、世界のGDPがマイナスなったのはたった一度。リーマンショック直後の09年で0.6%持ち出しに過ぎない。1971年以後40年間で人口増加率半減、飢饉大幅減、作物収穫倍増。インドが食糧輸出国になった。世界の寿命が25%延び、砂漠緑化、核兵器の3分の2が取り除かれた。むしろ、グローバル化に伴う市場経済の浸透で世界同時好況。新興国の急ピッチな台頭により先進国との格差が縮まった。これらのデータによると、2050年ナイジェリアやタンザニア、中東イスラム圏が現在のBRICs並みになるまで大丈夫。前日末尾に述べたようにグローバル化が進む。してみると、5日2012年版世界経済フォーラムで総合10位に落ちた日本の大企業も息を吹き返す。発明、生産技術、国内サプライヤーなど首位だけに、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など底値買い下がり。自動車をはじめ製造業の底力をもう一度見直す必要がある。

日経平均は僅か75銭高。8680円で引け前日のレベル。出来高15億5000万株、売買代金8800億円。9月物が20円高の8690円で引け小康を保った。■■■■(****)が513円としっかり。■■■■■■■(****)、■■■■(****)が圏外となり■■■■■■■****)が対抗。今となれば菱刈より小坂鉱山の方が上。海外でも環境・リサイクルでリードしそうだ。■■■(****)が期日売りに安い。今月で連続7本陰線だが、8、9日APEC明け切り返し。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など財閥系の足取りと一線を画している。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など天井圏入り。■■■(****)は安値引け。■■■■(****)、■■■■(****)など小甘い。逆張りに尽きる。「エコノミスト」もバイオの発展により応用物が低価格化。大衆レベルでも癌ワクチン治療が可能になるという。困難を乗り越えるといい出会いがあるそうだ。(了凡)