裏をかいて動く9月危機 ドル離れ進みリザーブが必要 (2012.09.04)
こわもての9月。皆目怖じ気づいた。8月31日のプットオプション活況。9月物8500円、10月物8000円がボリュームゾーンという。今秋の金融危機再燃を見越したもので、持ち上げたまま3連休明けNYダウにぶら下がり。裏をかいて動いている。FRBが通貨発行権を握り来年で100年。8月30日、米共和党が通貨体制を金本位制に戻すかどうか金委員会の設置を決めた。リーマンショック以降、FRBが記録的な低金利と過剰な信用で延命措置。目に余るためだ。FRBが民間銀行である旨お伝えしたが、民間よりずっと優遇されているのが核心。政府に独占を許され、保護され、監査を受けることなく秘密主義を通しているのが問題。確かなことは米国、世界にも限界がきたということ。事実、市場が債務の清算を迫っている。7月の米雇用統計発表(8月)も頭打ち。失業率改善には純増15万人以上必要というが、金融政策一辺倒で片手落ち。12日FOMCで第3次緩和に踏み切っても痛み止め。何も解決しない。だからといって暴落すると限らない。NYダウ、日経平均も先物仕掛け。薄商いで戻しただけにポジション調整。米中、日本でも10、11月新体制立ち上げを前に、9月奈落の底を云々しても始まらない。現金ポジションをつくりポジション調整売りに備える場面。やはり、■■■■(****)の方が■■■■■■(****)よりスワリがいいようだ。前者の場合、秋田県小坂の精錬プラントで廃棄された携帯1トンから純金200~400g産出。本物の鉱山の10倍ものレベル。それも、1985年プラザ合意による円高でドルベースの製品価格が急激に落ち込み、小坂鉱山も閉鎖された1990年に環境・リサイク事業スタートという巡り合わせ。旧鉱山の設備と技術をもとに改良を重ね20年有余。全国4ヵ所に中間処理拠点を持つほか米国、中国、タイ、インドネシアなど海外にも展開。貴金属回収をはじめ環境・リサイクルに見どころ。名古屋の■■■■(****)よりスケールが大きい。8月31日、台湾と中国が通貨の直接交換に合意。2ヵ月以内に開始する見込み。産油国をきっかけにドル離れが顕在化。10、11月何も起きないからといって12月つかまらない保証もない。FRBのRがリザーブ、金準備のことを述べた。9月に予想されるポジション調整からリスクヘッジ。リザーブが必要のようだ。
日経平均は56円安。後場持ち直したが大引けは8783円。1ヵ月ぶりの安値になった。出来高15億9700万株、売買代金8400億円。円ドル78円台、円2~0,98円台でまちまち。■■■■(****)が崩れると始末が悪い。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)も業績堅調で取組妙味。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など仕切り直し。■■■■■■■(****)は三つの治療用抗体導出が手掛かり。現在交渉中でまとまると大きい。気になるのが出来高、売買代金の不振。NYで8月の売買高が前月から2割、前年比で6割減少という。6月から3ヵ月上げただけに、東京の2~4月と似通った経過。9月にガス抜きしないと10、11月充満。12月フォトンベルトで爆発する。当面、8日APECが手掛かり。ロシア主催だけに■■■(****)が切り返すとみられる。(了凡)