証券ビュー

アンコール伊勢町

最強の銘柄とタッグ組む 国債先物売りが株高に跳ね返る (2012.09.03)

先物が売られ続落。下げ渋ったものの一段安になった。NYダウ1ヵ月、日経平均で3週間ぶりの安値。FRBの第3次緩和待ちという。4月から欧州危機に呼応し再三再四織り込んでいるもの。2度あることは3度あり、3度目の正直なら見送りも考えられる。30日ホンハイの会長が会見をキャンセルして離日し、31日■■■■(****)が急落したてん末とそっくり。外資も見送りが目立ち、レギュラーのプレーヤーがいなくなった。ドル78円、ユーロ98円台で円高止まり。9月も騙しの相場が続きそうだ。米中が10、11月新体制になるのに対し、日本も9月民主党と自民党が代表・総裁選。米国やIMF、財務省にせっつかれ消費税引き上げを決めた途端に不如意。■■■(****)の子会社で総合スーパーの7月既存店売上高8%減がこたえた。8月10日同法案が成立するのを見越した消費者の敏感な反応。1989年3%、97年5%後も税収の落ち込みが顕著で、早々2014年4月8%、15年10月10%後を先取りする動き。同時に駆け込み需要も発生するため、市場は比較的落ち着いているが、以前述べた■■■■■(****)や■■■(****)など動きが鈍い。その後の反動を見越している。エコな自動車やデジタル家電など優遇税制で10年需要を先食いしたといわれ、ロンドン五輪ジリ安になった■■■■■(****)と似たような経過。今回、最悪のタイミング。しかも3党合意によるもの。維新の会デビューにふさわしい。彼らの政策がデフレに拍車をかけるとみられ、外資の国債先物売りが予想される。このため、株が先行して下げるにしても、債券安と円安が株高に跳ね返る見込み。韓国をはじめ欧米、中国も一般国民生活が耐えられないところに追い込まれ、半年、1年後様変わり。この儘いくと、「住専」グローバル版。日本が処理したように、海外でも大口破綻が急増する見通し。むしろ、われわれにとってリターンマッチ。ひところ■■■■■(****)のように、最強の銘柄とタッグを組み、難局を乗り越えるに限る。現在、腹案として■■■■(****)が一例。1869年、藤田伝三郎が兄2人と大阪で立ち上げた軍需調達商社がルーツ。06年持株会社制に移行し、グローバルな都市鉱山事業に脱皮。08年に天皇・皇后両陛下が秋田県の小坂鉱山を訪れ、環境リサイクル・緑化事業をご覧になり「感嘆した」と伝えられるエピソード。財閥系でないところも魅力。環境リサイクルで世界レベルの会社になる。
日経平均は143円安。8839円の安値引け。持ち高調整売りが主因。出来高15億8500万株、売買代金9100億円。9月物が8900円で寄り、150円安の8820円。CME8890円。第3次緩和や円高より、9月19日再上場されるJALが足かせ。仮条件最高3790円という莫迦げた稲森価格。機構出資3500億円。目一杯積み上げたとみられ、市場から延べ8000億円吸い上げるという。このため、11日前後換金売りが予想される。FRBは3度目で市場の信用を失いかねず慎重。米国内でも大手銀の延命に加担し問題になっている。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)が大幅な売り長。商いを伴って急伸するピークアウト。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など共通している。8月31日紹介した■■■■■(****)、■■■■(****)にも取組妙味。業績好調だけに意外な高値も考えられる。やがて、債券安と円安が株高に跳ね返るはずだ。(了凡)