証券ビュー

アンコール伊勢町

手詰まりから狼煙上がる  竹島、魚釣島に引っ掛かるな (2012.08.21)

前週末の補助線上。世界規模で小相場を引き回す展開。ポスト五輪、手詰まりから狼煙が上がった。先物によるもので、前週米国の主要経済指標好転、今週欧州債務問題会議日程が手掛かりという。円ドル79円台半ば、円ユーロ98円そこそこ。事実円安で膠着状態を見越した揺さぶり。後場手を抜いて空売りを誘い、引けに戻すなど、早々先物買いの反動もうかがえる。気になるのが竹島と魚釣島。韓国がちょっかいを出し、中国も日本を挑発。19日竹島に韓国大統領が揮毫した石柱が立つ一方、日本人10人が魚釣島に日の丸を掲げ、中国20都市で反日デモ。手詰まりがもたらした。背後で米国とロシアが糸を引いているとみられ、時代かかったプログラム。結論からいうと、韓国が孤立した。南北関係が断絶したまま中国、日本とも関係が悪化しているためだ。半島の某教授は「韓国が当事者でなく第三者に転落する公算が大きい」という。6月15日行き詰まるイスラエルと韓国について述べたが、竹島と魚釣島も一触即発の雰囲気を煽りながら問題先送り。根底に東シナ海、日本海周辺の石油・天然ガス埋蔵を巡る領有権。サウジを陵ぐスケールといわれ米国が割り込んできた。韓国と北朝鮮、中国と日本も軍事衝突に巻き込み、頃を見て和平交渉・調停に持ち込み漁夫の利。ブレジンスキー(84)のゴーストライターが描いたものという。同構想の一部を紹介すると、米国は何としても当該エネルギー資源を入手しなければならない。チャンスは、台湾と中国が軍事衝突した時。当初台湾側に立ち戦闘開始。日米安保により日本の自衛隊も戦闘に参加。中国軍は日本の米軍・自衛隊基地を攻撃。逆上した日本が本格的な日中戦争に入る。米軍は徐々に手を引き和平・調停のタイミングを図る。成立後、米軍が中心になって東シナ海、日本海のPKOを行う。軍事、政治主導権を握ることで開発の優先権を入手するというムシのよさ。前提として、日本の自衛隊が海外で軍事行動できるようにしておくことが重要という。ブレジンスキーといえば、カーター政権の大統領補佐官。CFR(外交問題評議会)メンバー。世界統一政府を掲げ人類ロボット化社会を説く人物。四分五裂した国際金融資本にくみしながら、まだ陳腐な計画にこだわり、手詰まりのさなか漁夫の利にあやかろうとしている。知らぬが仏、知らぬは日本人ばかりというが、今後の成り行きを見るとわかる。途中まで計画通りでも、裏目が出るとみられる。

日経平均は8円高。後場先物が売られ9171円の引け。出来高13億1900万株、売買代金7600億円。9月物が30円高で寄り20円高(9190円)と甘く上げ一服。■■■■■■■■(****)と似たような経過。振ってきても切り返す。このほか■■■■■■■■(****)と■■■■(****)が跳ねた。■■■■■(****)が反転したように■■■■(****)も時間の問題。半端な地合いだが、もつれながら上値を試す展開。■■■(****)の期日売りも峠。材料豊富で月替わりから水準訂正が見込まれる。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など同感覚。■■■■(****)、■■■■■■(****)も目を離せない。■■■■(****)、■■■■(****)も出番待ち。小供騙しの竹島・魚釣島に引っ掛かるな。旧態依然のプログラム。国際金融資本が崩壊したのは、ひとえにFRBによるもの。自業自得である。(了凡)