証券ビュー

アンコール伊勢町

やりくり算段の小相場 莫迦にすると意外に大きい (2012.08.20)

仮説と検証に明け暮れる毎日。旧盆明け、手詰まりから相場が動いた。16日の日経平均167円高が物語るもので17日続伸。半身であれ、債券先物売り、株高に流れが変わった。ロンドン五輪後、米大統領選にかけて軌道修正。FRBの第3次緩和が後退している。これまで8月末ジャクソンホール、9月中旬FOMCを目安に同緩和実施を織り込んでいたもの。15日に米10年債が売られ、日米の利鞘拡大を見越した円売りドル買いのポジション優勢。ドル、ユーロともに先物売りの買い戻しを迫られた。いわば、米大統領選にひっかけた資金捻出。袋小路に追い込まれ、やりくり算段の小相場とみられる。2、3月を反芻しながら8、9月折り合いをつける場面。依然薄商いが続きそうで、売り方が踏めばゲームオーバー。お粗末なプログラムに変わりない。17日述べた韓国の大統領。身内の不始末を棚に上げ、従軍慰安婦天皇批判竹島上陸などカネ(賠償金)を出せといわんばかり。魚釣島の騒ぎ前例延長上。いつも気遅れする日本の対応の方がマシだ。余談だが、無事終了した五輪。ロゴマークのザイオン2012、一つ目のマスコットを見て英国、同王室もロスチャイルド家と一体なのがよくわかるという。ダイアナ妃はロスチャイルド家出身。このため、ウィリアムとハリー王子は英王室と金融王の子孫にあたる。今となれば、それがどうしたというわけだ。欧米債務危機が体制転覆をもたらし、権威や権力を吹き飛ばそうとしている。結局、FRBが問題の核心。ロックフェラーとロスチャイルドをバックに民間12連銀が立ち上げたもの。来年12月100周年。半年か1年後、サブプライム「自動車版」で再びボロが出そうだ。FRB議長が彼らの代理人。現在の危機に対し、応急処置か事態をどう乗り切るかという議論しかしていない。質問されると具体的な回答が一つもなく、陳腐な答えばかり。彼の無責任な通貨政策に驚くという。しかし、彼はやがて無制限の通貨膨張が必要になると公言。自分が天才的なセントラルバンカーと自惚れていたグリーンスパン以上というから始末が悪い。FRBこそ欧米債務危機のA級戦犯という声が米国で高まっている。紹介したロン・ポールがいう。バブル経済と崩壊は交互に終わることなく、打ち続く景気循環を止めるためには、インフレを起こさない実物資産に裏づけされた通貨が必要。弱いドルはインフレを生むだけだ。
日経平均は69円高。後場も堅調で9162円の引け。出来高17億4600万株、売買代金9600億円。9月物が9170円で引け、9750円のコールが人気という。17日述べた■■■(****)、■■■■■■■■(****)が高いほか、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)も続伸。■■■■■■■■(****)が佳境に入ってきた。一方、■■■(****)は期日売りに胸突き八丁。月末一巡すると様変わり。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など背伸びする場面がやってくる。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)も気になるところ。参考に■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)がきている。五輪後拍子抜けしたが、旧盆明け米国債売りをきっかけに円売りドル買いで反転。世界主要国・地域20のうち16市場で相場が動いた。莫迦にすると意外に大きい。(了凡)