インフレ、株高が落ち 何も起きないフォトンベルト (2012.08.10)
日銀の「現状維持」にかかわらず、政局不安が後退し持ち直した。「近い将来」から「近いうち」になった総選挙。米国の意向が日本の代理人を通じ透けて見える。懸案の消費増税が米政府やIMFの担保拡大に不可欠で、現体制の延命につながるうえ、財務省の利害と一致するためだ。最後の円高で大量に円資金を調達し、次期米大統領が強いドルに政策転換。代わり映えしないネタで時間稼ぎに過ぎないが、米国は大阪の橋下市長、しつこい小沢一郎も遠隔操作。決め手としてインフレ、株高に持ち込むのが落ち。性懲りもなく再三だが、第3次緩和を前に国内外で手の内を読まれ、今回成功すると考えにくい。しかし、インフレ、株高になれば財政難が解消するだけに打ち出の小槌。五輪後、米大統領選、フォトンベルトにかけて政策転換。米国が追い込まれたことも事実でやりかねない。ちなみに、フォトンベルト。今年の冬至がマヤ暦の終わりといわれ、100時間程度暗闇に包まれる旨お伝えしたが、マヤ暦研究家カール・ヨハン・コルマン博士によると、昨年10月28日一区切り。何も起きないという。起きるとすればHAARP。人工地震や爆弾低気圧、竜巻など気象兵器によるもの。彼はすべてのサイクルが当日終了したことを学会でも発表した。マヤ暦が終わるわけでない。ところで、日本は官僚や政治家、一部の大企業に問題あるが、何といっても中間層が健全で優秀。たとえば、8日発表された全国学力テスト。初めて理科が対象に加わり小中学校とも国語A.B。算数と数学A.B5科目の都道府県別平均正答率が出た。それによると、秋田県につぎ北陸3県のレベルが高く嬉しくなった。一方、7日■■■(****)が発表した本社工場再編も新たな手掛かり。述べ200億円投入し部品加工と組み立てに分かれている4棟を製品の規模により一貫生産できる3棟に統合。ロボットで自動・無人化を進め、需要予測の精度を高めた新しい生産管理システムを導入する。3年をめどに新工場が完成すると、現在月産95台の中・大型機が120台。売上高も月商30億円(1.5倍)になる見込み。花木社長の意気込みがいい。いわく、需要の変化に対応できるシステムに改め少量多品種のモデルを示す。日本でつくり世界に勝つ。9日463円で引けたが、ボトムゾーンと考えられる。そもそも、日本人の平均点が高いのは稲作をはじめ農耕によるもの。引水ひとつ助け合いが不可欠で、品質や収穫も勤勉でないと上がらない。格差が欧米ほどでなく、お金に淡泊なのも同等の理由。リメイクされた映画「日本沈没」は、全部沈まず福島だけ残る。ハリウッドにいる闇の勢力が送ったメッセージという。
日経平均は97円高。8978円の引け。出来高19億4400万株、売買代金1兆円。オプション権利行使価格9000円のコールに当たり。9月物が8970円で引けた。■■■(****)と■■■■■■■■(****)、それに■■■■■■(****)が久々に跳ねた程度。■■■■■■■■(****),■■■■(****)も一度飛ばすところにきた。このほか■■■■(****)、■■■■(****)が戻した。主力のバイオが■■■(****)をはじめ期日売りに安い。月内一巡する見込みで■■■■(****),■■■■(****)、■■■(****)など持続。半年、1年後に出番がやってくる。8日述べたように、逆律が順律になるためだ(了凡)