証券ビュー

アンコール伊勢町

横行するめくらまし LIBOR表沙汰びくびくするな (2012.07.18)

3連休明け、比較的確り。円高一服、先物が買われた。前場中頃「断固たる措置を取る」財務相発言と17、18日FRB議長の議会証言によるもの。一時的に需給が締まり不動産、医薬品、小売りなど堅調。LIBORやイタリア13行格下げ、2012年IMFの経済見通し0.1%下方修正など逆風に違いない。世界の実需を物語るバルチック海運指数5日連続安が気になる。■■■■■■(****)が売られ、■■■■■■(****)が買われる場面。デフレの踊り場とみられ、欧米や中国が入口、日本は出口に相当し折り合いがつかない。17日■■■■■■■■■■■(****)を持ち上げて見せたのが印象的。27日のロンドン五輪を皮切りに米大統領選、フォトンベルトで1、2、3の相場。めくらましが横行する見込み。たとえば、LIBORで明らかのように、ロスチャイルド・ロンドン家の不始末。問題を08年に把握していたことがわかり、バークレイズ前CEOがボーナス25億円返上、同行自身360億円の罰金程度で収まらない。英国のほかブルボン・ハプスブルグなど王家グループとつながり、金融の元締めだけに一線を超えることが出来ないわけだ。軽々しくテロ、戦争といわないまでも、尖閣諸島や北方領土、竹島レベルのめくらまし。相場でいえば、売るために上げ、買うために下げる。めくらましで逃げを打つと考えられる。■■■■■(****)も似たような動きになりそうだ。そういえば■■■■■■(****)の小坂銅山。鉱床が発見されたのは5代将軍徳川綱吉のころで、本格的な採掘が幕末といわれ、維新後前身の藤田組に払い下げられた。創業者の藤田伝三郎は高杉晋作率いる奇兵隊の一員。同じく長州藩士で倒幕に加わった木戸孝充から「富国」のため口説かれ、実業界に身を投じたという。藤田組が小坂銅山を買い取った1884年に創業。敗戦直後、心機一転「★★★★」に社名を変えた。「和衷協同」から2文字取ったという。同鉱床が黒鉱と呼ばれ、不純物除去との戦い120年余。06年現商号になった。現在、携帯のゴミ1トン当たり280gの金が取れ、最も高品位の菱刈鉱山が60g(平均40g)というレベル。色、形も見事な延べ棒に生まれ変わるという。同様に、自動車2、3台でプラチナの指輪がひとつできるという。土壌汚染対策も進んでおり循環型社会にもってこいの存在になった。
日経平均は30円高。8755円の引け。出来高15億株、売買代金9200億円止まり。東証1部の値下がり1024に対し、値上がり509のありさま。時がくるのを待つほかない。■■■(****)は変わらず。14日大阪梅田で中村教授の癌ワクチン最新講演があった模様で一時高かった。■■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)が相変わらず強い。外資の逃げを打つ相場に登場しそうだ。癌ワクチン関連では■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)が軒並み高い。■■(****)、■■■■■■■(****)も具体的な材料があるだけに面白い。日経平均9月物は20円高の8720円で寄り8750円の引け。先高感がにじんでいた。6月の買い煽りが7月途切れただけに、五輪以降再燃するとみた。依然テロと国債先物売りに注意が必要だが、LIBORが表沙汰になり、びくびくすることもなくなった。100年以上の会社が日本に1万5200あることがわかり心強い。買い煽りが見ものだ。(了凡)