証券ビュー

アンコール伊勢町

半値戻し9300円 国際金融資本の最後の戦い (2012.06.19)

もっともらしい芝居の連続。ユーロ買い戻しを受けて高い。危機と並び時間稼ぎも定着した。日銀、ギリシャの次に19、20日FOMC。「第3次緩和」を流しながら神話の演出。否応なく消耗戦にはまっている。5月に幕を開けたといわれる国際金融資本の最後の戦い。17日、大飯原発再稼働決定が一つの手掛かり。8日述べたように、5月30日ロスチャイルドがロックフェラーの金庫番会社吸収合併を表明。直後に大阪市長が原発再稼働を容認したため。日本が一時原発54基すべて止めたのは彼らによる攻撃を避けるのが狙いという。98年のLTCM破綻から急増した世界的な大地震。01年の同時テロ以降拍車がかかり、打撃を受けた国際金融資本が主要大国を地震・気象兵器で威嚇との情報しきり。ここ10数年M6〜8クラスが集中している。しかも、13日触れた阪神大震災95年1月17日5時46分、同時テロ01年9月11日8時46分、東日本大震災11年3月11日14時46分と人為的なもの。04年12月26日スマトラ沖、08年5月12日の四川も人工地震といわれ、起きるたび「予告」があったのも事実。大半ひずみが埋まり「小物」が残った。もうひとつ、5月7日のプーチンロシア大統領再任。国際金融資本の天敵にあたり、彼らによって追放されたロシア皇帝の復活といえなくもない。1951年サンフランシスコ条約に定めた北方領土2島返還に意欲。シベリア開発、同鉄道延長など日本の資本・技術とバーター取引。柔道でいう引き分けに持ち込む構え。国際金融資本の劣勢が明らかになった。さらに、貿易実需の最も重要な指標といわれるバルチック海運指数。昨年10月25日2153をピークに今月2月10日715に暴落。直近900前後で一進一退。明らかにバブル崩壊の足取り。欧米の株価指数もFRBやECBの通貨大量供給、国際金融資本の買い支えによるもの。ロンドン五輪、米国大統領選を通じて逃げを打つ相場とみられ、4、5月売り煽りにひきかえ6、7月買い煽りの印象。15日述べたように、日経平均9300円が半値戻しの目安とみられる。彼らのプログラムは、12月22日フォトンベルトで打ち上げ。依然マヤ暦にこだわっている。この日まで、以後も戦闘状態と考えられ、1%VS99%の構図。日本とドイツを除き先進国に不動産バブルが存在し、現在の景気を維持しているという前提。バブルの裏に過剰債務がのしかかり、返済のため消費抑制強化の展開。日本に限れば、各自持ち場、持ち場で最善を尽くすとうまくいくはずだ。
日経平均は151円高。8721円で引けた。出来高14億8300万株、売買代金8600億円。真空地帯を戻している。ギリシャをはじめスペイン、イタリアもろとも大山鳴動して鼠一匹の様相。円ドル79円、ユーロ100円台に持ち直した。主力中心にテクニカルな自律反発。第2波と考えられる。■■■(****)のほか■■■■(****)が出直り。■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)確り。■■■■(****)は160円まで戻した。■■■■(****)が出番待ちに対し、■■■■(****)は15日手が入った感触。■■■(****)がタイ洪水を通じて現地で高い評価。7月にかけて見直し買いが入りそうだ。国内勢はケタ外れの欧米信用不安と政府債務に過剰反応。トラウマもあって相場を見失っている。実際に恐れおののいているのは外資だ。(了凡)