証券ビュー

アンコール伊勢町

最善尽くし乗り越えよ  やがて予想以上の投資ブーム (2012.06.04)

6月に入り円ドル77円、ユーロ95円台にカウントダウン。転機が迫ってきた。2日未明わかったアイルランド国民投票でEU財政協定批准を可決。にもかかわらずユーロ先物売りに拍車。ピッチが上がっているためだ。日経平均も8000台前半のプットがよくはまる。下がらないと儲からない仕組み。17日のギリシャ再選挙前後、9000円のコールに賭けた連中と死闘になりそうだ。第2,3週にあたり、ユーロ先物買い戻しが反転の初動。半値戻し9300円が視野に入った。ワンワールドの日本潰し。ロンドン五輪をセレモニーに米大統領選、フォトンベルトで上がりといわれ、めいめい持ち場、持ち場で最善を尽くせば乗り越えられる。少なくとも12月まで油断するな。外資も売ると上がり、買うと下がる模様。彼らは金・原油先物でも曲がり消耗戦に追い込まれた。国内勢も大苦戦。■■■(****)が1000円、■■■■■■(****)も500円大台の徳俵。■■■(****)■■■(****)に抜かれ、100円大台すら怪しい。住友系だけに減資のうわさもある。委細構わず1日からポスト・ギリシャ。17日にかけて売り買い一か八か特攻作戦。19、20日FOMCより、14,15日の日銀政策決定会合で次の幕が上がりそうだ。日本主導の金融秩序。当時の住専7社や旧山一・長銀処理、政府の公共投資など見本、手本といわれるほど。現在の日銀総裁に対する評価も高く、2,4月に続き6月の壺振りが見もの。周到な準備の末、ポジティブな声明が見込まれる。このため、■■■(****)■■■■■(****)■■■(****)など悪目買い。一転して安値引けになった■■■(****)■■■(****)然り。欧米デフレ、日本インフレの初動になる。IMFの資料によれば、09年1月と同4月の2回にわたりサブプライムバブル崩壊、リーマンショックに伴う世界のダメージを集計。米国の場合、1月2兆2400億ドルから4月2兆7100億ドル。欧州と日本は4月だけで1兆1900億ドルに対し1500億ドル。日本が圧倒的に小さい。世界中が金融危機に包まれる中、短期から長期まで平常通り順イールドを保っている国債市場は日本だけ。それも米国と並ぶ8兆ドル。互角に渡り合っている。3位の英国2兆ドル、独仏など1兆ドル台。日銀総裁は前任者まで05~06年米国以上にマネーを過剰供給していた。その後、民間企業と家計が負債を大幅圧縮し名目GDPが下がる一方、実質GDPは堅調という。欧米の荒んだ金融に引きかえ、日本は遥かに健全。やがて安心、安全を巡り、日本に予想以上の投資ブームがやってくる。
日経平均は102円安。後場安値に張り付いたまま8440円の引け。出来高17億2400万株、売買代金1兆円。9週連続安だがあく抜けしていない。米雇用統計はおろか、17日ギリシャ再選挙でも決着がつかず、買い方を殺すと売り方も殺される。10週目が岐路になりそうだ。数年来リーマンショック、大震災、原発事故、記録的な円高など初体験ばかり。対応しようと旧来の考え方を引き廻しているから全部駄目。相場といえども現場から学ぶほかない。それが初動である。日本の場合、姿、形のないMRJ関連のバーゲンが道標の一つだ。改めて■■■(****)■■■■■(****)■■■(****)■■■■■■(****)■■■(****)を拾うところ。■■■(****)はNHKスペシャル「夢の抗癌剤誕生」が流れていた。(了凡)