証券ビュー

アンコール伊勢町

浮き足立つ先物売り 一か八か大暴落の特攻作戦 (2012.05.24)

21日、22日気を持たせ反落。寄りあと先物売りに値を消した。ギリシャの前首相が前日ユーロ脱退をほのめかし、前引け日銀が追加緩和見送りと伝えられたのも弱材料。しつこいフィッチの格下げが気になった。ものによると、グローバル・フォースは債券、株、金先物など大暴落が目当て。欧州破綻と米国バブル崩壊を機に大規模な空売り、CDSを噛ませ世界の富を一網打尽にするという。間際まで追い詰められ、大逆転を狙っているわけだ。一か八か特攻作戦に出るとも考えられる。これについて次の情報を入手した。米国はドル崩壊を不可避と想定し、国レベルで内戦に備えている。グローバリストの目的は米国、カナダ、メキシコを一つに束ね北米連合をつくること。前提としてドル崩壊を現実のものにすることが不可欠になった。カオスの現出という。それは、ギリシャとイランの成り行き次第。ギリシャなら、時間を買う政策が財政再建の合意を得られない以上売りになるという。日本が類似しているも事実で、不退転を乱発している首相にとって、消費税関連法案が今国会不成立となれば売り。10年債利回り急騰も考えられる。欧州では前週からギリシャのほかベルギーや仏、伊でも取り付けが広がり、浮き足立った外資が日本株にも先物売り。23日結構まとまって出た。東証1部の時価総額249兆円。07年550〜600兆円と述べ、5月15日270兆円と述べたばかり。700万人といわれる個人、年金基金、事業・金融法人など5年で300〜350兆円損を出し、さらにギリシャ、イラン、消費税関連法案など手掛かりに売り叩きの構え。1年余りで震災前の7%になった■■■■(****)が物語るように、株で1億円あった人が5年後4000、5000万円になったわけで浮上困難。ギリシャのユーロ脱退に及ばずとも、日銀のインフレターゲット1%。早期実現にスピードがほしいところだ。前日紹介した『(日本人)』。私たちはみな日本人が好きで、同時に憎んでいる。いったいなぜか。日本はデフレと財政赤字によって国民の生活を守ってきたが、本当の衝撃はこれから来る。地縁、血縁を切り捨ててきた日本人にとって必然的な無縁社会。いったい、日本人とは何なのか。株式投資は今後利益を生まないという。確かに、資本主義が崩壊し債務危機に陥った。民主主義による話し合いも物別れ。肝腎なことが何も決まらない。上場企業でも苦しんでいるところが多い。しかし、全てではない。たとえば、2月28日述べた18社。失われた20年の間に株価が倍以上になった。■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など全銘柄の1%。これからも出てくるはずだ。
日経平均は172円安。8556円の引け。1月18以来4ヵ月ぶりの安値になった。出来高19億1600万株、売買代金1兆円。引け味が悪い。円ドル79円台半ば、円ユーロ100円台後半でぴりぴりしている。■■■(****)も11万4400円で引け旗色が悪い。しかし、全銘柄の1%に相当するネタが売り物。■■■■(****)をはじめ導出先も有望である。■■■■(****)は大底圏。ゼオライト特需が定着しそうで割安。89年1970円をつけた相場を思い出した。本社が品川にあり、リニア新駅が出来るとロケーションもよくなる。■■■(****)は出損なったが、震災特需沸々。利益を出せばいくらでも上がる。(了凡)