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紫玉庵

26日は日本の司法独立記念日  4月27日   紫玉庵 (2012.04.27)

大宝律令からの官僚支配に一穴

隷属状態をどうするか

26日午前10時、小沢一郎に対する判決は

予想通り、「無罪」でした。

国民を官僚が決めた制度に、

組み従えさせる。

そして、国民が主権者であることを

意識させないでおく。

国会議員は、

選挙区の利益誘導で手懐ける。

といった古いタイプの政治家であることに、

なんら変わりません。

田中角栄以来の、

アメリカの虎の威を借る官僚支配に、

これで、「一穴」が開きました。

検察が控訴するかどうか、

民主党内はどうなるか、

リセットボタンは

FRBの内部変革だけだったか、

まだ分かりませんが、

一定の区切りとなります。

一説に、アジア王族から

年利4%で借りている200万トン以上の

ゴールドを裏付けで

通貨発行していたFRBは、

1961年から2012年までの

リース料の支払い義務が

271兆ドル(2.16京円)にのぼるという。

故スカルノ氏によって任命された管財人協会が

ニール・F・キーナン

およびキース・F・スコットを

口座権限者としてして選出した。

何度も返済日を踏み倒してきた状況に対して、

返すつもりがなく借りっ放しだと

辛抱が切れた彼らは、4月11日に

猶予期間10日間の「先取特権申立」、

4月20日に期限切れとなれば、

差押さえが発動するという内容。

20日までに、

とりあえずの延命措置は

講じられたことになります。

さて、国民を官僚が決めた制度に

組み従えさせる支配は、

明治維新後の天皇制にもありましたが、

精神的には

701年の大宝律令からのものです。

日本で行政文書が使われたのは、

卑弥呼の時代から150年も過ぎた

応神天皇の時代です。

アメリカに媚を売るか、

弱みを握られたか、

何らかの理由で日本を売り渡す行為を

続けて来ている政治家・官僚支配が

終わっても、隷属状態をどうするかは、

残ります。

それにしてもこの国の既得権益者は

往生際が悪過ぎます。
いつも新鮮な生命感覚で、

生きていないことが、原因でしょう。

外部環境にどう対応するのか、

日本国内の統治システムの変換とともに、
私たち日本国民の意思が決めることです。