関税の大物褒めちぎる マッキンリーに続きトランプ革命 (2025.02.17)
前週末4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。戻り売りを浴びた。14日ダウ165ドル安(13日342ドル高)にうかがえ、トランプ氏の関税乱発を巡る試行錯誤に一喜一憂。懸案を持ち越した。プライムの出来高20億3400万株、売買代金4兆9500億円。値下がり1116(値上がり473)。引け後、先物も手詰まり。時間外で3万9110円をつけている。トランプ氏は、3月から鉄鋼とアルミに25%関税のほか例外措置を撤回し米国製造業が息を吹き返す旨力説。一方、相次ぎ打ち出した高関税が延命策に過ぎず、4月以降相互関税や追加関税と相まって行き詰まる公算もある。ブルームバーグによると、2018年1期目の措置で鉄鋼3.6%・アルミ32%減産になり、同盟国や国内消費者を傷つけた。カナダとメキシコ、EU,ブラジル、韓国、日本、台湾など鉄鋼輸入元80%。アルミも軍事基地があるバーレーン、カタール、UAEを加え供給元70%を占め死活問題。さらに、持ち出しが続くウクライナとイスラエルの停戦を迫られ、■■■■(****)と★★★★★★に皺寄せ。曖昧にして時間稼ぎに入った。1月に中国のディープシークが生成AIにデビューしたばかりで気が気でない。日鉄にこだわると、官房長官の大言壮語でなく「投資」を通じて技術や資本抜きに不可欠な存在。焦らず待つことだ。パイプラインや電磁鋼板、ハイテン材、水素製鉄など世界で指折り。次世代をリードしている。14日入手した情報によると、トランプ氏もインフレに直面。関税引き上げ、税還付を進める上で逆風になった。FRBの目標2%を上回る金利を引き継ぎ利下げ困難。1月のコアCPI3.3%とエコノミストの予想を上回った。鶏卵にガソリンも高く、住宅ローンが先週6.9%(1週間前6.7%)を上回った。1月の世論調査によると、関税で物価が上がると回答した人68%。48%容認している。トランプ氏は、昨年の大統領選にミシガン州で演説。マッキンリ―時代の「金メッキ」に触れ、わが国は1890年代関税のおかげで最も富める国になった。彼は関税の大物を褒めちぎっている。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9095円(-0.04%)に対しラージ9110円、シカゴ9130円。現物より19円安い。ダウ先物4万4636ドル(-0.39%)。同89ドル高い。VIX恐怖指数14.77(-2.19%)、WTI原油先物70.74(-0.77%)。金先物2900(-1.52%)、ビットコイン円14,909,639(+0.18%)。
14日の日経平均312円安。大引け3万9149円。TOPIX2759(-6)。10年債1.350%(±0)。米10年債4.479%(-0.049)。上海総合3346(+0.43%)、香港ハンセン22,620(+3.69%)、インドNifty22,929(-0.44%)、ロシアRTS 1111(+0.11%)。グロース677.06(-1.51%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)。■■■■■(****)、■■■■■(****)。ホロスコープによると、運命の2025年。マッキンリ―に続きトランプ革命が始まった。(了凡)