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アンコール伊勢町

春分に向け世界観逆転 過去30年の勝者と敗者が入れ替わる (2024.12.23)

 前週末6日連続安。日経平均小陰線の引け。反発目前だ。20日ダウ498ドル高(一時873ドル高)によるもので、18日50年ぶりダウ10日連続安の反動。半値戻し同4万3669ドルが当面の目安と述べた。21日、ホロスコープの転換点で迎えた冬至。来年3月春分に向けてエネルギーが切り替わった。プライムの出来高27億1900万株、売買代金5兆7100億円。値下がり1021(値上がり571)。引け後、先物が高い。夜間取引170円高の3万8880円に鞘寄せ。闇が終わり光復活。一陽来復だ。にも拘らず、トランプラリーとリスクが同居する場面。19日米下院がつなぎ予算案を否決し翌20日深夜可決。米政府閉鎖回避ぎりぎり。20日米10年債が4.48%(19日4.59%)に下がったものの折り合いが悪い。バフェット氏(94)の現金シフト(9月末約50兆円)が注目される所以だ。受け売りだが、バブル崩壊当時から「失われた30年」を棒に振った旧大蔵省。制度疲労と機能障害に陥った。トランプ現象と共通項がある。過去30年「新自由主義」を引き回し格差拡大、移民急増、白人シェア低下などキリスト教文化が廃れ警鐘を鳴らした。米国のダイナミズムによるもの。これほど「遊び」を許していても、国の根本が崩れず米国の凄さ。比較的若い人造国家で現存する合衆国憲法が200年以上続き柔軟な体系という。一方、チャーチル(1874~1965)語録。政治とは明日、来週、来月、来年何が起きるか見通す能力。後日、何故そうならなかったか説明する能力。次の変化がやってくる。過去30年の行動規範になった世界観が逆転。勝者と敗者が入れ替わる。常識も大きく変わる。それに備えて準備するほかない。変化はチャンス。これから日本に取って大きなチャンスという。米国が戦後の冷戦・新冷戦を通じて日本を必要としているためで、東海岸のグローバリストや西海岸の大型ハイテク企業にとって垂涎の的。11月20日を転換点に20年スパン。21日冬至から春分にかけて初動形成に入る。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万8885円(+0.45%)に対しラージ8880円、シカゴ8820円。現物より118円高い。ダウ先物4万3283ドル(+1.14%)。同442ドル高い。VIX恐怖指数18.36(-23.79%)、WTI原油先物69.46(-1.59%)、金先物2645(+1.42%)、ビットコイン円15,407,383(+0.36%)。
 20日の日経平均111円安。大引け3万8701円。TOPIX2701(-11)、10年債1.050%(-0.030)。米10年債4.525%(-0.044)。上海総合3368(-0.06%)、香港ハンセン19,720(-0.16%)、インドNifty23,627(-1.35%)、ロシアRTS 812(+10.33%)。グロース624.89(-0.94%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。週明け、日経平均5万円を視野。調整30年のエネルギーがうかがえる。(了凡)