20日転換点に風の時代 お金の国からご祝儀相場に招待状 (2024.11.12)
週明け小幅続伸。日経平均小陽線の引け。一進一退だ。米3連休の上、首班指名、13日米CPI、14日同PPIにFRB議長講演などもち合い圏。トランプトレードを持ち越しショートの売り、ドル高の流れという。プライムの出来高20億2600万株、売買代金4兆2200億円。値下がり909(値上がり698)。引け後、先物が確り。衆参両院とも本会議で石破氏(67)を第103代首相に指名。第2次石破内閣を受けたもので、与党過半数割れの衆院が落とし穴だ。野党に予算委員長を取られ、来夏の参院・都議会選に向けて不信任案を否決できず総辞職。衆参同時選も考えられる。一方、米国は共和党が大統領のほか上下院多数となり「トリプルレッド」を誇示。国内優先を鮮明に打ち出した。11日入手した情報によると、トランプ氏は就任するや米中が2020年署名した第一段階の貿易協定を中国が履行していないのを根拠に関税引き上げを開始する意向。中国が今後2年で米国のモノ・サービス購入を2000憶ドル拡大することを義務づけ、しない場合対中関税を引き上げる。60%導入後1年で中国の経済成長2%ダウン。製造業と輸出による成長モデルが終焉を迎える見込み。習近平氏が経済に対し共産党のコントロールを強化。将来に向けて現実的なリスクという。トランプ氏の返り咲きがウクライナに戦争終結を促し、フィンランドがNATO加盟を実現したのに対し、ウクライナの「フィンランド化」を狙うロシアの思惑にどうこたえるか目を離せない。16日満月を見どころに20日転換点。ホロスコープによると、モノ・カネから風の時代を迎えるという。8日、イーロン・マスク氏(53)の資産がトランプ氏当選から3日で7.6兆円(献金180億円)増加したといわれ、お金の国さながら。見返りが本音とみられる。米議会のウクライナ支援1130億ドル(16兆8000億円)といわれ、米国民のため使えと声を張り上げたのがトランプ氏。12月も金運鳴りやまず、来年1月20日大統領就任式までご祝儀相場。日経平均も暴落した8月の裏目が出る見通しだ。
日経平均先物によると、11日大証ミニ3万9710円(+0.40%)に対しラージ同、シカゴ9620円。現物より87円高い。ダウ先物4万4340ドル(+0.45%)。同351ドル高い。VIX恐怖指数15.34(+2.68%)、WTI原油先物69.27(-1.63%)。金先物2666(-1.04%)、ビットコイン円12,676,597(+2.91%)。
11日の日経平均32円高。大引け3万9533円。TOPIX2793(-2)。10年債0.995%(-0.005)。米10年債4.304%(-0.030)。上海総合3470(+0.51%)、香港ハンセン20,426(-1.45%)、インドNifty24,122(-0.11%)、ロシアRTS891(+1.28%)。グロース631.38(+0.72%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。お金の国からご祝儀相場に招待状が来た。(了凡)