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人知の及ばない場面 11月20日にかけて世界の流れも一変 (2024.10.17)

 5日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。波乱含みだ。15日ダウ324ドル安を受けたもので、オランダの半導体製造装置大手ASMLの四半期・通期下方修正が主因。日程が1日繰り上がり17日発表予定のTSMC(台湾積体電路製造)に波及。半導体関連が逆回転している。プライムの出来高16億1500万株、売買代金3兆9100億円。値下がり1246(値上がり354)。引け後、先物小動き。フィラデルフィア半導体(-5.28%)の下げが目立つ。8月の円キャリー巻き戻しに対しAIバブル崩壊が喫緊の課題と述べた。民間のほか国レベルの関与が目立つためで、行き過ぎたデータセンター急増の反動。にわかに正念場を迎えた。14日、中国が大っぴらに台湾を包囲し軍事演習。翌日、国防部機関紙に記載なく国内資金繰り悪化と治安維持で張りぼての状態。休場明け、限界を試す動きとみられる。15日、米国がイスラエルに「ガザ人道状況改善」を促し、軍事支援停止を警告したのに似ている。IMFは年内に世界の公的債務100兆ドル(約1.5京円)超と警告。米中急増によるもので歯止めがかからない。原油先物が一時5%強下落しデフレ懸念もうかがえる。市場の混乱が物語るもので、12日から人知の及ばない場面に入った。ホロスコープによると、冥王星が順行再開。11月20日水瓶座に移動するまで転換点。残暑が厳しいのも太陽フレア(11年周期)の影響で拍車。この間、考えられないことが続出する見込みだ。冥王星が240年なら水瓶座20年周期といわれ成功体験が通用しない。30年デフレを糧に失敗体験をいかす場面。産業革命から240年続いたモノ・カネ中心の唯物論が限界に達し、破壊と再生により現体制が新体制に生まれ変わる過渡期。これから資源、エネルギー、通信など公益につながる銘柄がリード。世界の流れも一変する見通し。直近20年続いた資本一辺倒から分散の時代といわれる。日本は、24~25年乗り切ると26~27年低迷を一気に抜け出すと述べた。25年から5年、1985年以来の好景気も考えられる。
 日経平均先物によると、16日大証ミニ3万9230円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ9220円。現物より40円高い。ダウ先物4万2993ドル(-0.05%)。同253ドル高い。VIX恐怖指数20.80(+0.78%)、WTI原油先物70.13(-0.64%)。金先物2691(+0.47%)、ビットコイン円10,123,786(+1.24%)。
 16日の日経平均730円安。大引け3万9180円。TOPIX2690(-32)。10年債0.950%(0.020)。米10年債4.011%(-0.020)。上海総合3202(+0.05%)、香港ハンセン20,286(-0.16%)、インドNifty24,971(-0.34%)、ロシアRTS909(-0.14%)。グロース632.67(-1.25%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。人知の及ばない場面がやってくる。(了凡)