失敗体験が成功の糧 24~25年踊り場しのぐと26年反転 (2024.10.15)
前週末続伸。日経平均小陰線の引け。神経質な動きだ。11日ダウ409ドル高(10日57ドル安)、先物が夜間取引150円高の3万9760円。日米とも14日休場となり持ち高調整に明け暮れた。11日の日経平均224円高のうち、■■■■■■■■■■(****)寄与分277円と■■■■■■■(****)同68円を除くと121円マイナスだ。プライムの出来高15億7900万株、売買代金3兆7700億円。値下がり1086(値上がり503)。引け後、先物に鞘寄せしている。出来過ぎの米経済統計に円高一服が支援材料。12日財政投入を巡る中国の会見にも疑心暗鬼。ロイター発2兆元規模の特別国債発行が棚上げされ、2008年4兆元(5700億円ドル)投入した成功体験を反故にした。米国でも公益につながる銘柄や金の普遍性に言及する動きが出始め転換点に近づいている。暴落リスクに備えるためで、シカゴのVIX恐怖指数20.9。9月から6ポイント上昇し米大統領選まで1カ月を切った。さらに接戦が続き、投開票後再びもめる公算もある。前回確定に1ヵ月以上かかり市場がもたないという。9日夜フロリダに上陸したハリケーン。停電300万件、失業保険の申請急増26万件。財政負担増も避けられない。11日ボーイングが従業員1割削減、イスラエルの国連軍攻撃も伝えられ懸案持ち越し。3連休明け厄介な場面も考えられる。事実上、米国利下げ・日本利上げ後退の綱引きが幸い。均衡が崩れるともち合い放れ。11月20日にかけて神通力を失う身込みだ。現体制の崩壊と再生を伴うもので、市場が生殺与奪の最右翼。8月の円キャリー巻き戻しに対しAIバブル崩壊が喫緊の課題とみられる。民間のほか国レベルの関与が目立つたので、行き過ぎたデータセンター急増の反動。再び正念場を迎える見通し。世界中選挙で出直しを宣言してもAIバブル崩壊が足枷。持ち堪える国や地方、企業など数えるほど。日本は主要国で唯一利上げ後退に置かれ、30年デフレを乗り切った失敗体験が成功の糧になる。算命学によると、24~25年踊り場をしのぐと26年反転。これまでの不調を一気に取り戻すという。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9755円(+0.37%)に対しラージ9760円、シカゴ同。現物より154円高い。ダウ先物4万3104ドル(+0.84%)。同240ドル高い。VIX恐怖指数20.46(-2.25%)、WTI原油先物75.49(-0.47%)。金先物2674(+1.32%)、ビットコイン円9,308,479(-0.72%)。
11日の日経平均224円高。大引け3万9605円。TOPIX2706(-6)。10年債0.945%(-0.010)。米10年債4.096%(+0.031)。上海総合3217(-2.55%)、香港ハンセン21,251(+2.98%)、インドNifty24,964(-0.14%)、ロシアRTS903(+0.96%)。グロース638.19(-0.27%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。ノーベル平和賞に日本被団協が選ばれ核戦争を牽制。24~25年踊り場に違いない。(了凡)