12日神通力失う転換点 現体制の崩壊と再生が明らかに (2024.10.11)
続伸。日経平均小陰線の引け。伸び悩んだ。9日米主要3指数続伸を受けたもので、10日米CPI発表と12日財政を巡る中国の会見待ち。4日米雇用統計が出来過ぎといわれ、8日休場明け中国の政策転換も思わせぶり。ブルームバーグによると、前者が9日FOMC議事要旨(9/17~18)で0.5%利下げを決め、市場に目立った反応がなかったのに対し、後者は世界の運用大手が中国を見放し始めた途端に政府が大型連休前景気対策を打ち出し株価急騰を促した。2022年末「ゼロコロナ」解除と似通っており、当時、MSCI中国指数の予想PER11.8倍(現在11.4倍)と肩を並べる水準。ロックダウン解除を好感した矢先、沙汰やみになった。10日、バフェット氏(94)率いる米投資保険会社が総額2818億ドル円建て債の発行を決めた。2019年初回債に続き成功体験によるもの。米中もウクライナやイスラエルと同様過渡期に置かれ、10日米CPIと12日中国会見を通じ見直しを迫られる。プライムの出来高15億0600万株、売買代金3兆5200億円。値下がり939(値上がり646)。案の定、引け後先物が安い。ホロスコープによると、冥王星が12日順行再開。11月20日水瓶座に移動する転換点と述べた。米中政府やバフェット氏も神通力を失い日本政府然り。現体制の破壊・再生が明らかになり年末年始初物食い。試行錯誤が予想される。8日米同法省によりグーグル分割が視野に入り、2000年マイクロソフトの反トラスト訴訟以来。9月末に続き大型ハリケーンが米フロリダに上陸。保険損失約15兆円という。能登が新年M7.6の地震と9月大雨災害のWピンチに見舞われ、補正予算なしの事態と似ている。様々な先送りのツケが金融危機を引き起こし、株の暴落で目を覚ますわけだ。日本は米国に負けた太平洋戦争とバブル崩壊30有余の調整が失敗体験。現在世界主要国と対極にあり。戦後高度成長と一線を画した経済の復興期に入った。しばしば紹介する嶋中氏(68)のゴールデンサイクル(明治以来6回目)、1300年続く式年遷宮(2033年)の金座に詳しい。
日経平均先物によると、10日大証ミニ3万9270円(-0.10%)に対しラージ9280円、シカゴ9255円。現物より126円安い。ダウ先物4万2783ドル(-0.07%)。同271ドル高い。VIX恐怖指数21.00(+0.67%)、WTI原油先物74.08(+1.15%)。金先物2628(+0.11%)、ビットコイン円9,138,172(+0.88%)。
10日の日経平均102円高。大引け3万9380円。TOPIX2712(+5)。10年債0.955%(+0.025)。米10年債4.080%(+0.015)。上海総合3301(+1.32%)、香港ハンセン21,251(+2.98%)、インドNifty24,981(±0)、ロシアRTS895(-0.22%)。グロース639.94(-1.13%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。来年明るく、元気に石橋叩いて渡れと述べた。(了凡)