証券ビュー

アンコール伊勢町

リスク跳ね返す金相場 3000ドルならジパング復活 (2024.10.07)

 前週末続伸。日経平均小陽線の引け。矛先が変わった。4日ダウ341ドル高(一時39ドル安)によるもので、先物が時間外取引1000円高の3万9560円。日銀の利上げ後退にFRBの利下げ後退も重なりダウ4日ぶり最高値を更新。懸念された米雇用統計やイランのミサイル攻撃、米港湾ストなど雲散霧消した。プライムの出来高18億1800万株、売買代金3兆8800億円。値下がり448(値上がり1150)。他力本願に変わりない。香港ハンセン22,736(+2.82%)と8日休場明け上海総合が未知数。4日入手した情報によると、9月30日上海、深圳、北京で35分間に1430億ドルの株取引。CSI300インデックスが同24日以降5回の取引で25%上昇し過去14カ月分の損失を解消した。中国人民銀行の預金準備率0.5%と主要政策金利0.2%、住宅ローン0.5%引き下げ。株テコ入れのため新たな金融政策ツールが骨子。これに対し石平氏(62)がカンフル、延命、空振りと批判。劇薬、副作用、インフレを招くなど畳みかけた。金融緩和で借入コストや住宅ローン・頭金が低下しても需要が弱い。政府支出も予算を大きく下回っているため、効果が来年まで見られない。国家の安全保障を優先する一方、民間を差別し成長を拒む根本的な問題に対応できていない。韓国メディアによると、1990年代の日本より困難な状況。モルガンスタンレーも、2008年金融危機当時4兆元の財政投入を上回る規模が必要という。にも拘らず、米金利上昇からドルが買われ149円台の円安。9日臨時国会の会期末に解散、10日米CPI発表から27日投開票にかけて内需株の出番。■■■■■(****)が耳目を集めそうだ。リスクを跳ね返すなら、■■■■■■■(****)に限る。2016年から海洋開発研究機構と共同で金を回収するプロジェクトに参加。21年以降、事業化を目指しているためだ。世界の海水にマグマ由来の金が50億トンあるといわれ、7月にユネスコが佐渡金山を世界遺産に指定。白羽の矢が立った。東京五輪の金メダルも評価が高い。日経が5日付14面に紹介。石破内閣と防衛強化でお茶をにごしているが、温泉から金を吸着する技術を応用しラン藻を投入。成功した。コストダウンが課題になる。■■■■■(****)も「工場で金を掘り出す」のが魅力。いささかでも黄金の国ジパングを意識できる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9555円(+2.58%)に対しラージ9560円、シカゴ9565円。現物より929円高い。ダウ先物4万2633ドル(+0.75%)。同280ドル高い。VIX恐怖指数19.21(-6.25%)、WTI原油先物74.45%(+1.00%)。金先物2673(-0.22%)、ビットコイン円9,271,000(+0.33%)。
 4日の日経平均83円高。大引け3万8635円。TOPIX2694(+10)。10年債0.880%(+0.020)。米10年債3.964%(+0.117)。インドNifty25,049(-0.79%)、ロシアRTS931(+0.96%)。グロース647.02(-0.48%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。ゴールドマンが25年初の金相場を2700から2900ドルに引き上げた。3000ドルならジパング復活だ。(了凡)