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引け後高天原で逆転 次の総裁こそ日本復活の原動力 (2024.09.30)

 前週末続伸。日経平均中陽線の引け。往って来いだ。27日ダウ137ドル高(一時452ドル高)に見合うもので、夜間取引2410円安の先物3万7440円が正体。引け後、総裁選の決選投票で石破氏(67)が高市氏(63)を逆転し買い戻し一巡。週明け鞘寄せから始まりそうだ。先物リードとはいえ、現物で8月暴落直前の水準(3万9101円)を抜いたのも事実。市場が次の総裁を示唆したとみられる。課題山積の現状と解散・総選挙を加味したもので、石破氏は総裁選を争った8人を「最もふさわしい役職につける」という。ホロスコープによると、5月3日冥王星逆行に始まり、9月2日山羊座に戻り10月12日順行再開。11月20日水瓶座に移動する転換点。ものみな過渡期に相当し、現体制が行き詰まり破壊と再生の渦中。異常気象の影響も大きい。泥沼にあえぐウクライナ・中東戦争が尾を引き国連の機能不全に明らか。世界中、消耗戦に追い込まれた。このため、石破氏は国内外調整役。新体制の準備段階。次の総裁こそ日本復活の原動力と考えられる。ひところ、高市氏を持ち上げた。大化の改新(645年)以来奈良出身のルーツが手掛かり。聖徳太子亡きあと、中大兄皇子が勢力を拡大した蘇我氏に危機感を持ち、中臣鎌足らとともに入鹿を暗殺。以後、大宝律令完成(701年)まで行われた一連の改革にちなんだもの。2022年7月8日、故安倍首相(享年67)が奈良市内の街頭演説中に暗殺された経緯もある。引け後、出雲で高天原の神々が逆転した印象。いい判断で感心した。30日始まる「ジャパンウィークス」(金融庁国際金融センター)の反応も興味深い。昨年延べ1万人参加。転換点だけにウォール街も首ったけ。日本の個人金融資産2212兆円(2024年6月末)に対し、株式13.6%・投信5.8%(同)に過ぎない。個人株主が2017年1300万人から1500万人に増加している。米国は個人が6割占めジャパンウィークスに乗り気。1985年福沢諭吉が1万円札に登場し好景気。2024年渋澤栄一に交代し、25年再び好景気。まことしやかに語られている。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万7425円(-6.07%)に対しラージ7440円、シカゴ7425円。現物より2405円安い。ダウ先物4万2624ドル(+0.16%)。同311ドル高い。VIX恐怖指数16.96(+10.34%)、WTI原油先物68.64(+1.43%)。金先物2680(-0.52%)、ビットコイン円9,379,500(+0.01%)。
 27日の日経平均903円高。大引け3万9829円。TOPIX2740(+19)。プライムの出来高22億4900万株、売買代金5兆6300億円。値下がり928(値上がり642)。10年債0.855%(+0.025)。米10年債3.753%(-0.046)。上海総合3087(+2.88%)、香港ハンセン20,632(+3.55%)、インドNifty26,178(-0.14%)、ロシアRTS971(+0.69%)。グロース675.75(+2.13%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。11月以降、流れが一変する見込みだ。(了凡)