裏をかかれ表が出た 確かに似ている40年前の好景気 (2024.09.27)
急反発。日経平均中陽線の引け。裏をかかれ表が出た。25日ダウ293ドル安を受けたもので、時間外取引450円高になった先物3万8110円が伏線。SOX指数上昇を手掛かりに半導体関連、配当権利つき最終売買、配当再投資など思惑絡み。総裁選後を見越した外資の介入も伝えられ高値引けだ。プライムの出来高20億8500万株、売買代金5兆2300億円。値下がり56(値上がり1580)。引け後、思惑が尾を引いている。事実上、米中同時緩和。一時的なもので時間稼ぎ。米国は9月0.5%利下げに続き11月も0.5%予想6割超。雇用悪化が念頭にある。中国も金融緩和に政府系ファンド、市場投入をほのめかした程度。双方口先介入に過ぎない。日本の場合、26日公表された日銀の政策決定会合要旨で「利上げ後も緩和を調整」と縦横無尽。明らかに米中と一線を画している。同日入手した情報によると、欧州1、2の経済大国ドイツとフランスの製造業、非製造業ともに大きな落ち込み。9月のPMI(総合購買担当者指数)によると、ドイツ47.2(前月48.4)に対しフランス47.4(同53.1)。ユーロ圏全体で48.9(同51)にとどまった。今ではフランスのオリンピックブームが一時的でドイツも「欧州の病人」といわれる。ともに連立政権で前途多難。財政赤字と債務悪化が続く見通し。一方、ゼレンスキー氏はウクライナが負けるとことを知っている。今回の訪米も延命策。国内の反対勢力を抑え込み、敗戦後も亡命先の大統領として生き残り、欧米から資金を受け取る算段。欧米もウクライナに政変が起きることを望まないため支持。何とか持ち堪えている。行き過ぎた緩和マネーが運用難に陥っているためで、「利上げ後も緩和を調整する」日本に世界の資金が集まる見込み。情報や技術のほか人材も後押し。■■■■(****)のUSスチール買収が「米国仕込み」といわれる所以だ。9月30日から10月4日、世界の金融大手が「ジャパンウィーク」(金融庁国際金融センター)に集まる。進駐軍に見えるところが面白い。今後、戦争とバブル崩壊の失敗体験が生きてくる。1985年福沢諭吉が1万円札に登場し好景気。2024年渋澤栄一に交代し、25年再び好景気がやってくる。
日経平均先物によると、26日大証ミニ3万8820円(-0.41%)に対しラージ同、シカゴ8830円。現物より96円安い。ダウ先物4万2460ドル(+0.44%)。同545ドル高い。VIX恐怖指数15.21(-1.30%)、WTI原油先物67.64(-2.94%)。金先物2707(+0.86%)、ビットコイン円9,298,338(+1.56%)。
26日の日経平均1055円高。大引け3万8925円。TOPIX2721(+70)。10年債0.830%(+0.020)。米10年債3.770%(-0.018)。上海総合3000(+3.61%)、香港ハンセン19,924(+4.16%)、インドNifty26,216(+1.81%)、ロシアRTS967(+0.29%)。グロース661.65(+0.92%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■(****)も見どころがある。日本もインフレに目覚めた。確かに40年前の好景気と似ている。(了凡)