サマーズ氏の見解合点 歴史的な資金移動が見込まれる (2024.09.09)
前週末続落。日経平均小陰線の引け。案の定安い。6日ダウ410ドル安(5日219ドル安)に先を越され、夜間取引で1210円安の3万5150円。円一時141円78銭、米10年債同3.64%など8月の二の舞。6日発表された8月の米雇用統計をもろに受けた。プライムの出来高16億8400万株、売買代金3兆8500億円。値下がり1163(値上がり433)。引け後、先物が開き直った。8月のほか6~7月も下方修正された雇用統計を受けたもので、日鉄(5401)のUSスチール買収難航もネガティブな印象。このため、17~18日のFOMCで0.5%利下げの有無にわだかまり。米大統領選の思惑に跳ね返っている。7日ブルームバーグによると、サマーズ氏(69)の見解に合点した。8月の米雇用統計に対し、特に悪くないが経済の健全さを示すものでもない。初回の利下げが決定的に重要でなく推移を見て調整するのが筋という。一方、日鉄の買収阻止に反対。政治判断を最終結論に持ち込むべきでない。正当な安保上の理由、経済的な理由もない。日本は最も強固な同盟国の一つ。実現すると米鉄鋼業界に多くの資本が注入され、自動車をはじめ産業に恩恵をもたらす。サマーズ氏はペンシルベニア州で育ったといわれ盛衰がわかる。この上、11日米CPI(8月)と米PPI(同)に13日メジャーSQ算出もあり乱高下。市場が生殺与奪の矢面に立った。ウォール街で9月利下げを巡って議論活発。8月の雇用統計で景気の糸が切れ、米金融当局が後手に回った旨の情報拡散。あたふたしている。従来の経済関連統計で説明できなくなったのが現状。ホロスコープが水先案内になった。2日から10月12日にかけて冥王星逆行。何も彼も裏目に出る公算が大きい。売り方が踏み買い方も投げに見舞われる場面。その後、11月20日(同順行)にかけて転換点大詰め。歴史的な資金移動が見込まれる。マイナス金利10年で米国に渡った1500兆円里帰り。これから10年、日本の金利上昇で世界の資金、情報、人材など国内回帰の見込み。それも、2019年4月財閥解体を解かれた「国策会社」■■■■(****)が目玉。鉄はあらゆる製造業の要。AIと半導体で生まれ変わる。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万5155円(-3.31%)に対しラージ5150円、シカゴ5155円。現物より1236円安い。ダウ先物4万0321ドル(-1.24%)。同24ドル安い。VIX恐怖指数22.38(+12.46%)、WTI原油先物68.16(-1.43%)。金先物2526(-0.64%)、ビットコイン円7,766,206(-0.75%)。
6日の日経平均265円安。大引け3万6391円。TOPIX2597(-23)。10年債0.840%(-0.030)。米10年債3.712%(-0.012)。上海総合2765(-0.81%)、香港ハンセン17,444(-0.07%)、インドNifty24,852(-1.17%)、ロシアRTS 920(-0.06%)。グロース643.88(-1.93%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。2日から11月20日にかけて歴史的な転換点。産業革命以来、モノカネ万能の時代が終わるという。9日取材のため、10日付本欄休載の予定です。(了凡)