何でも起きる事態に 24~25年雌雄決まり26年面白い (2024.09.03)
週明け小幅続伸。日経平均小陰線の引け。先物に鞘寄せ後伸び悩んだ。前週末ダウ最高値更新を受けたもので、2日米休場(レイバーデー)のほか6日米雇用統計、17~18日FOMCなど消化吸収に時間。2日から10月12日まで冥王星逆行。前に進まないという。プライムの出来高14億0100万株、売買代金3兆3200億円。値下がり967(値上がり628)。台風10号上陸とエヌビデアの決算をきっかけに調整と再生を迫られ、売ると上がり買うと下がる場面。来年の打診とみられる。引け後、先物も小動き。にも拘らず、半値戻しは全値戻しといわれ、米大統領選をはじめドイツ議会選でショルツ与党敗北、イスラエル大規模デモ、果ては中国主席失脚説など番狂わせ続出。どこといわず現体制が伸び切っており、消耗戦のはて何でも起きる事態になった。6日発表される米雇用統計(8月)を前に4日7月の求人件数が公表されるが、前回2024年3月まで年間雇用者数の伸びが速報値で81万8000人下振れ改定され、発表前情報漏洩したのも気がかり。中国の統計隠蔽と記録的な商品在庫、信用不安先送りも然り。日本が1990年バブル崩壊から長銀破綻まで8年に対し、恒大集団は2020年から4年余りで道半ば。今となれば、ウクライナや中東に匹敵する時限爆弾を抱えている。8月に続きもう一波乱と述べた。リーマンショック(2008年)、ドットコムバブル(1999~2000年)、暗黒の木曜日(1929年)に匹敵するもので、日本から米国へ資本逃避した1500兆円里帰り。金利上昇を見越して円高を促す見込みだ。ホロスコープで5月から11月まで転換点といわれ、あらゆる金融商品が投機化。年末から来年流れが一変する見通し。率直なところ、日本の場合復興特需。ウクライナや中東に限らず世界レベル。AIや半導体などハイテクから衣食住の日用品までハイブリッドで提供できる。このため、先行した大型に続き中小型の水準訂正が見込まれ、テンバガー(10倍)リスト大受け。これまで30年デフレで出番なしの銀行・箪笥預金が物価上昇にたまげて株と相乗り場面も考えられる。10年後、吉野家の牛丼が500円から1500円。日経平均10万円と反りが合うわけだ。それも24~25年に雌雄が決まる。26年面白いという。
日経平均先物によると、9月2日大証ミニ3万8770円(+0.21%)に対しラージ同、シカゴ8785円。現物より84円高い。ダウ先物4万1595ドル(-0.14%)。同32ドル高い。VIX恐怖指数15.75(+5.00%)、WTI原油先物73.72(+0.23%)。金先物2531(+0.16%)、ビットコイン円8,616,460(+2.50%)。
9月2日の日経平均53円高。大引け3万8700円。TOPIX2715(+3)。10年債0.905%(+0.015)。米10年債3.907%(-0.001)。上海総合2811(-1.10%)、香港ハンセン17,691(-1.65%)、インドNifty25,273(+0.15%)。グロース667.65(-0.20%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。10日、ハリス・トランプTV討論会。米国は遅かれ早かれ景気後退が避けられない。(了凡)