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アンコール伊勢町

エヌビデアと遜色なし 9月2日から10月12日前に進まない (2024.08.28)

 反発。日経平均小陽線の引け。後場戻した。26日ダウ65ドル高を受けたもので、1ドル145円台の円安に振れ輸出関連の買い戻しが主因。ナスダックとS&P500種が反落する一方、ダウ最高値更新を祭り上げた印象。28日エヌビデアの決算発表を控え、13日ザラバ最高値更新にとどまったウォール街の本音とみられる。プライムの出来高13億3800万株、売買代金3兆2300億円。今年下から2番目だ。値下がり280(値上がり1326)。引け後、先物が小確り。エヌビデアの決算発表を揶揄したもので「市場のもろさを警戒したヘッジ推奨」も見られる。折から、台風10号が非常に強い勢力に発達。27日午後7時現在、奄美市東北約80キロにあり西北西に進行中。中心気圧950ヘクトパスカル。中心付近の最大風速45ⅿ、同最大瞬間風速60ⅿ。動きが遅いため次第にパワーアップ。九州南部と奄美で27日夜から28日にかけて線状降水帯が発生。大雨災害発生の可能性があるという。エヌビデアと遜色なし。半導体について、19日「丸の内In sight」から伝説の運用者による所見を紹介した。曰く、経営者が日本の未来に過度な期待をして、実際に駄目だった時悲劇が起きる。1980年に日本の粗鋼生産約1億トン。それが1億5000万トンに増えると楽観して設備投資を断行したものの1億トン止まり。余剰生産能力を抱えた結果、その後20年以上苦しむことになった。今でも局所的に楽観論が見られる。典型がEV。早めに夢から覚め何とか助かった。ひどいのがAI(人工知能)や半導体製造装置。将来にわたりかなり苦しむ。日本の経営者が将来を楽観しているように見えない。キャッシュフローを大切にしている。自社株買いや増配が続き株価上昇の余地十分。この上、10倍になるのは中小型。大型では無理。バリュー(割安)が手掛かりになる。27日、米消費者信頼感指数(8月)、29日に週間の新規失業保険申請件数、30日にも米個人消費支出(7月)発表の運び。さらに、9月6日米雇用統計発表、同17~18日FOMCと続く。9~10月が次の山場になる旨述べた。
 日経平均先物によると、27日大証ミニ3万8300円変わらず。ラージ8310円、シカゴ8330円(+0.75%)。現物より31円高い。ダウ先物4万1296ドル(-0.09%)。同55ドル高い。VIX恐怖指数16.42(+1.67%)、WTI原油先物76.88(-0.70%)。金先物2548(-0.27%)、ビットコイン円9,043,459(-0.62%)。
 27日の日経平均178円高。大引け3万8288円。TOPIX2680(+19)。10年債0.875%(-0.005)。米10年債3.849%(+0.030)。上海総合2848(-0.24%)、香港ハンセン17,874(+0.43%)、インドNifty25,017(+0.03%)、ロシアRTS948(+3.61%)。グロース680.30(+1.27%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。9月2日から10月12日まで冥王星逆行。前に進まないという。(了凡)