証券ビュー

アンコール伊勢町

ホロスコープの交差点 7月から米国でノンストップ取引 (2024.07.03)

 3連騰。日経平均中陽線の引け。後場一段高だ。米主要3指数反発受けつれ高。買い一巡後、表面利率1.1%の10年債と161円台の円安を手掛かりに先物が買われお花畑。TOPIXが34年半ぶり高値を更新した。バリュー株オンパレード。プライムの出来高18億5000万株、売買代金4兆5300億円。値上がり864(値下がり720)。引け後、先物が安い。2日ロイターによると、AI主導の米株高がドットコムバブルと類似。崩壊を警戒している。前回冥王星が動いた2008年にリーマンショックが起きた。冥王星が動くと時代が変わる。今回も似たような動きとみられる。S&P500が2022年10月から50%、ナスダックも22年末から70%以上急騰。反動も大きい。2000年3月をピークに02年10月までS&P50%、同期間ナスダック80%安。米大統領選の年にサマーラリーが起きやすいといわれ、ウォール街でベアが孤独な戦いという。JPモルガンが一例で、大手機関投資家の上値追いが一巡し、市場の高揚感が冷めた時に急激な調整が起きるという。1日、トランプ氏の免責特権が一部認められ審理差し戻しが伝えられた。フランスの独禁法当局がエヌビデアを反競争行為の疑いで告発。さらに、ISM(米サプライマネジメント協会)が発表した6月の米製造業景況指数も3ヵ月連続50を下回り後半悩ましい。まだある。ブルームバーグによると、株の24時間取引活況。ウォール街のプロ眠れず。市場の構造変化を警戒している。コロナ以降、米国市場を席巻したアマチュア投資家革命が話題。夜間取引ブームに拍車をかけた。従来8時間止まっていたが、事実上なくなった模様だ。非常に好評で市場参加者が増え、7月からノンストップ取引もスタート。流動性の極めて低い夜間に問題が発生するという。6月の日曜日夕方、ゲームストップが20%急騰したように、予想外の時間に大きな動きがあり不安を感じている。誰か夜間の低調な取引に乗じて勢いをつけ、一気に上昇したところで利食い。米国株が世界の資金を吸い上げる可能性もあり、24時間取引に問題を投げかけた。
 日経平均先物によると、2日大証ミニ3万9930円(-0.45%)に対しラージ同、シカゴ9910円、現物より165円安い。ダウ先物3万9391ドル(-0.30%)。同216ドル高い。VIX恐怖指数12.64(+3.44%)、WTI原油先物84.19(+0.97%)。金先物2332(-0.26%)、ビットコイン円10,150,748(-0.18%)。
 2日の日経平均443円高。大引け4万0074円。TOPIX2856(+32)。10年債1.095%(+0.035)。米10年債4.439%(+0.027)。上海総合2997(+0.08%)、香港ハンセン17,769(+0.29%)、インドNifty24,123(-0.07%)、ロシアRTS1149(-0.78%)。グロース646.04(-0.49%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。7月、ホロスコープの交差点にさしかかる。(了凡)