7月の満月が次の目安 唯心論の入り口でペンタクルの嵐 (2024.06.24)
前週末4日ぶり小反落。日経平均小陰線の引け。膠着状態だ。21日ダウ15ドル高(20日299ドル高)にとどまりエヌビデア3%安(2日で6%余)がブレーキ。次第に方向感を見失った。プライムの出来高20億4400万株、売買代金5兆2800億円。値上がり672(値下がり919)。大引け外資の指数入れ替えに伴う商いが急増した。21日夏至(22日満月)を中継点に週明け場味が変わり、7~8月手を替え品を替え下剋上相場再燃。前代未聞の夏相場と述べた。ポスト覇権主義の多様化によるもので、ラストリゾート(最後の手段)を巡るマネーの争奪戦。コロナで失敗し、ウクライナ・中東戦争でも行き詰まったネオコンがケイマン島仕込みの資金まであらゆる金融商品に投入。一か八か仕手戦が予想される。唯物論が敗退したといわれる今日、ペンタクル(物質的満足)にこだわる彼らが担保を積み存亡をかける場面。マルクス(1818~1883)やケインズ(1883~1946)、シュンペーター(1883~1950)さえ仰天しそうだ。ホロスコープによるもので、来年の夏至に片がつき大回り3年で次の流れが決まる見通し。180年に一度、本格的な水瓶座の冥王星時代がやってくる。事実上、11月の米大統領選にかけて破戒と再生に伴う大調整。世界レベルで下剋上本格化。5~6月NYで本尊筋のエヌビデアに対し、ゲームストップやAMCエンターテイメントなど弱小ミーム株がヘッジファンドを倒したのが初動。後日ゲームストップのCEOが店舗縮小を発表し急落したものの、これで収まると考えにくい。一方。国内でメタプラネット(3350)も5~6月人気化。上場来の大商いに沸いた。臨時株主総会や新株予約権行使、筆頭株主異動など材料含み。収束に程遠い。■■■■■■■(****)然り。5月23日の急騰と6月13日のIRに因果関係があり、13日貸株利用など日証金の規制が取り沙汰された。以来鎮静化しており、解除となれば買い戻しから始まる。材料がハイレベルで日経「私の履歴書」執筆中の本庶佑氏に匹敵する。がん治療特許とゲノムシーケンサ実用化で世界でも指折りだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万8495円(-0.27%)に対しラージ8490円、シカゴ8495円。現物より101円安い。ダウ先物3万3万9586ドル(+0.03%)。同436ドル高い。VIX恐怖指数13.20(-0.60%)、WTI原油先物80.59(-0.86%)。金先物2334(-1.45%)、ビットコイン円10,293,968(+0.31%)。
21日の日経平均36円安。大引け3万8596円。TOPIX2724(-1)。10年債0.970%(+0.020)。米10年債4.256%(-0.004)。上海総合2998(-0.24%)、香港ハンセン18,028(-1.67%)、インドNifty23,501(-0.28%)、ロシアRTS1151(-0.20%)。グロース637.98(-0.03%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。唯物論の時代が終わり唯心論の入り口。あらゆる金融商品が下剋上とともに投機化。NYをはじめ世界中ペンタクルの嵐が吹きまくる。7月の満月(21日)が次の目安という。(了凡)