証券ビュー

アンコール伊勢町

日本の金融当局も徹夜 世界のマーケットにきくほかない (2024.05.15)

 反発。日経平均小陽線の引け。まちまちだ。13日ダウ81ドル安を受けたもので、前週末8連騰を演じ1700ドル上げた持ち高調整の煽り。■■■■■■■(****)68円と■■■■■■■(****)34円の貢献もあり陽線を引いた。NY連銀1年後の予想インフレ率3.3%(3月3.0%)と伝えられ、インフレ懸念と利下げ後退を蒸し返している。プライムの出来高21億1300万株、売買代金5兆0600億円。値上がり746(値下がり874)。依然、引け後先物が小甘い。14~15日米PPI・CPI発表、22日エヌビデアの決算を控えているためで、13日ウォール街でゲームストップ一時2.2倍、AMCエンターテインメントHD同78%高などミーム株が大賑わい。手詰まりをさらけ出した。15日、日本の金融当局も徹夜とみられ、米CPI3.6~3.8%を巡る攻防。夜間取引で1ドル156円半ばの円安となり、CPIが遅行指標ゆえやり切れない。若林氏が4月19日「ニューヨークからの便り」で5月19日前後本格的下落と述べており、黄金分割(フィボナッチの法則)によるものだ。経済より政治が問題というが、そもそもハードランディングやソフトランディングでもなく、ノーランディングを拝み倒しダウ8連騰。織り込み済みで持続困難とみられる。14日入手した情報によると、イスラエルにとってガザ戦争の目的がハマス殲滅でなく80年前から中東におけるユダヤ人の優位制。昨年10月7日も自作自演の公算が大きい。イスラエルと米国はパレスチナの国連加盟を認めず世界で孤立している。一方、ロシアはウクライナに関して戦争終了の準備に入った。ウクライナ内部でクーデターが予想されゼレンスキー氏追放の動き。ロシアはそれを待っている。プーチン氏はウクライナ西部に関与したくない。ロシア系が少ないためだ。しかし、NATOが入ったら猛攻撃。NATO自体内部崩壊を始めたという。さらに、10月7日に言及。ハマスの攻撃に対し意図的。証拠も多い。死者1200人殆どイスラエル軍によるもの。赤ん坊を殺したのはプロパガンダ。米国の上院議員が長崎や広島に原爆を落とし正解だった。ガザにもというが言語道断。もはや、打つ手なしだ。このため、世界のマーケットに揺さぶりがかかる見込み。政治が行き詰まり金融にしわ寄せ。3~4月に続き5月も大荒れ。時代の変化が大きな単位で動き出す。いくらAIが稼いでも政治レベルの問題を解決できないわけだ。円売りポジション解消で時間を稼いできたが、買い戻しが一巡すると後の祭りだ。
 日経平均先物によると、14日大証ミニ3万8390円(+0.22%)に対しラージ同、シカゴ8360円。現物より4円高い。ダウ先物3万9550ドル(-0.02%)。同118ドル高い。VIX恐怖指数13.74(+1.03%)、WTI原油先物78.48。金先物2353(+0.44%)、ビットコイン円9,678,228(-1.63%)。
 14日の日経平均176円高。大引け3万8356円。TOPIX2730(+6)。10年債0.960%(+0.025)。米10年債4.483%(-0.005)。上海総合3145(-0.07%)、香港ハンセン19,073(-0.22%)、インドNifty22,217(-0.51%)、ロシアRTS1195(-0.17%)。グロース659.26(+1.33%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)など。世界のマーケットにきくほかない。(了凡)