AI使い物にならず 5~11月現体制がひっくり返る (2024.05.02)
3日ぶり反落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。4月30日ダウ570ドル安を受け持ち高調整売りを吸収。一巡後買い戻しが入り円売りポジション解消。ひとまず持ち堪えた。1日FOMC、3日米雇用統計発表を前に米インフレ高止まり。引き締め長期化が伝えられ、日銀の為替介入に疑問の声。5月大荒れの兆候がうかがえる。プライムの出来高16億2300万株、売買代金4兆7000億円。値上がり439(値下がり1160)。引け後、先物が安い。1ドル154円台に急反発した円が158円台に顔を出し「介入」待ち。日銀は2日未明FOMCを念頭に徹夜で監視下という。1年半ぶり4月29日の円買いに納得できず次の機会を探っている。ブルームバーグによると、JPモルガンの外為戦略共同責任者のインタビューを伝え、現在の円安は日米双方の大きな政策相違が原因。日銀の為替介入にそれほど効果を見込めない。1日入手した情報によると、米大統領選挙半ばでホワイトハウスが外交の難しい問題に関心がない。バイデン氏が再選に熱中しているためだ。ウクライナとガザで勝利。パレスチナ問題解決。習近平牽制。台湾死守。NATO強化。経済力回復。地球規模の気候変動抑制など荒野をさまよっている。米国の政策が相変わらず不可解という。日本のメディアに登場する学者やジャーナリストも欧米の代弁者といわれ気になるようだ。金融も戦場のひとつ。今年5~11月に現体制がひっくり返るとあって従来の延長上にない。失敗に対し逐一改良・改善しないと次もやられる。取り返しがつかない。米国が南北戦争(1861~65)なら、日本は明治維新(1867~68)の出で立ち。いざとなれば、AIなど使い物にならず、共産主義のほか民主主義も崩壊し、新たなものが生まれるところにきた。3~4月の押しが大恐慌の走りといわれ5~11月本格化の件り。唯一日本が経済に金融で欧米や中国、ロシアなどと一線を画し、従来と逆のベクトルをたどっているだけに興味深い。それも、30年デフレを乗り切って金利正常化。24~25年国策でもある熊本と千歳の半導体新工場中心に記録的な設備投資が呼び水。製造業の国内回帰が軸足になる見通し。■■■■(****)がUSスチールを再建し、■■■(****)の光半導体が世界を席巻すると、恐慌二の舞が払拭される公算もある。失敗は成功のもと。人間は失敗しただけ成功するという。原因を反省し方法や欠点を改めるためだ。ダウが恐慌を抜け出すのに25年かかり、日経平均が34年かけて最高値を更新したのに似ている。225やTOPIXのほかプライム、グロースなど全銘柄に当てはまる。
日経平均先物によると、1日大証ミニ3万8190円(-0.05%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より84円安い。ダウ先物3万7949ドル(-0.12%)。同133ドル高い。VIX恐怖指数16.08(+2.75%)、WTI原油先物80.50((-1.75%)。金先物2307(+0.21%)、ビットコイン円9,142,100(-5.07%)。
5月1日の日経平均131円安。大引け3万8274円。TOPIX2729(-13)。10年債0.890%(+0.020)。米10年債4.664%(-0.018)。上海総合、香港ハンセン休場。インドNifty22,604(-0.17%)、ロシアRTS1174(-0.25%)。グロース646.25(-0.18%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。南北戦争で南軍が膠着状態から崩壊したように、ウクライナや中東でも起きるという。(了凡)