さらにシェア上昇 エイケン 5月1日 (2024.04.30)
貿易と技術開発が光明
メイドインジャパン安定した高品質
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エイケン工業(7265)はもち合い圏。第1四半期収益好転。ポジション上昇とみられる。半導体不足解消に伴う新・中古車の需要回復が主因。前期落ち込んだ反動に価格改定もあり足もと確り。国内のほか輸出の引き合いも目立つ。トヨタのハイブリッド(第5世代)が評価され、日本製のフィルターエレメントが海外でも人気。欧州や東南アジアで相次いでいる。2017年10月6億円投入した第8工場に続き、北側隣接地2000坪を取得。業界3強の一角で異彩を放つ存在だ。16年2月ヤマシンフィルタ(6240)と業務提携しサプライヤー優秀賞。18年4月トヨタ紡織(3116)から品質優秀賞を受け、全メーカー向け補修用自動車フィルターで黒衣的存在。海外も40年「ViC」で名が通っている。半世紀(創業1967年)以上あらゆる改善、改良を積み上げ、事業100年に向けて次のステップに入った。むしろ、トヨタ(7203)がグループの不正で叩かれ、中古車もビッグモーターの不正発覚で顧客離れが伝えられるだけにチャンス。さらに改良、改善を重ねシェア上昇が予想される。静岡県御前崎市唯一の上場企業で、4月に2期8年現職市長の支援を受け元静大教授の下村勝氏(54)が当選。学者出身で5月26日の知事選挙と重なるものの地域貢献に変わりない。事実、17年8月50周年を境に新体制。早馬社長(67)中心に次世代のリーダー7人が切磋琢磨。24年1月の役員人事でもう一歩踏み込んだ。13年見送られた中部電力(9502)の浜岡原発と勘案し最強の布陣。地元と共存なしに繁栄もない。貿易と技術開発が新たな光明をもたらしそうだ。現在のトップ3代目。オーナーも打ち解けいい関係を築いているのが何より。結果を出し期待にこたえている。トヨタやヤマシンと共通項がうかがえ、売上高100億円が視野に入った。地域や国、世界のニーズを満たすもので、事業100年に見合うもの。ヤマシンにトヨタ紡織と連携も考えられる。算命学によると、同社は自立心旺盛な初代の星。設立(1969年)から数えたもので、スタートに苦労すると大成よし。24年好調のど真ん中で大活躍。経験とスキルを重ね、知恵と知識、徳にスポットライト。社会から認められるという。24~25年ポジションが上がり28~30年運気好調。申し分ない。同様に、社長も迷いを乗り越えて天上の星。天と地のメッセンジャー役を担う。24~26年ワンランク上に挑戦。28~29年再度上昇し滅多にないチャンス。24~25年にかかっている。
2024年10月期(非連結)は、売上高73億5400万円(8.2%増)、営業利益2億6000万円(124.0%増)、経常利益2億8000万円(90.1%増)、純利益1億9500万円(44.7%増)の見通し。配当は期末110円を据え置く予定。設備投資前期並み(2億900万円)の計画。コロナに続きウクライナ・中東戦争を通じて日本の製造業復活。巻き返しに入った。国内外、残存者利益を巡るもので、同社は国内のほか海外でも指折り。消耗品に過ぎないフィルターエレメントにメイドインジャパンの安定した高品質が認められ世界で使われている。前回紹介したガレージサウナ。メイドインジャパンにこだわり抜いたサウナという。※9月5日発表された決算にご注目ください。