5月からブレが大きい ハードランディングに変わるリスク (2024.04.15)
前週末3日ぶり反発。日経平均小陰線の引け。後場往って来いだ。持ち高調整によるもので、12日ダウ475ドル安(一時581ドル安)の幕間つなぎ。米CPIショック後、同PPIを受けてFRBの利下げ観測後退。
米銀最大手JPモルガン6.5%安をきっかけに業績不安が広がった。米国の住宅ローン金利が再び7%近くに上昇。住宅市場の回復に水を差している。ミシガン大が発表した4月の消費者調査で1年後の予想インフレ率3.1%。3月の2.9%から上昇した。イスラエルに対しイラン報復が流れているのも事実。原油高騰に拘らず来年脱炭素で供給過剰も伝えられ目まぐるしい。プライムの出来高16億3500万株、売買代金4兆5700億円。値上がり931(値下がり664)。NY在住の若林氏によると、4月最初10営業日でダウ1500ドル下落。ウォール街の専門家といわれるTV解説者が「インフレがらみで心配ない」と拍子抜け。24年4月から半端でなく強力に反転するタイミング。次の決定的時間帯5月19日という。ウクライナ・ゼレンスキー大統領の任期20日直前にあたり、4月10日の日米同盟や同12日決まった■■■■(****)のUSスチール買収も手続き上時間がかかる見通し。ブルームバーグによると、ハイテク株と国際商品が足並み揃えて上昇。債券利回りも急上昇している現状からバブルの典型。金利が高止まりする中で経済成長が堅調になるノーランディングシナリオに合致している。しかし、インフレ加速、資本コスト上昇もありハードランディングに変わるリスク。金融引き締めが再開され、地銀や不動産セクターの資金繰りが懸念材料。昨年3月米地銀取りつけをきっかけに週間920ドル下げただけに、今回韻を踏む公算が大きい。1999年ハイテクバブルをバージョンアップ。債券とドルを売り、ハイテク株、金先物、国際商品、ビットコインなどインフレヘッジ。行き過ぎて罠にはまった。コロナやウクライナ・イスラエル戦争などネオコンの作戦失敗を物語るもので、11日モデルナがケニア工場新設保留を表明した。ⅿRNAワクチンの需要低迷が主因。自然界にない物質でワクチンをつくりマッチポンプ。パンデミック捏造に反動がきた。ウクライナ、イスラエルも似たような手口。これまでの失敗を軍事特需で取り戻そうとしている。日本も彼らの真似をしてしっぺ返しを受けた。1945年の敗戦によるもので、失敗から学んだものが大きい。■■■■(****)が成功すると■■■(****)にも跳ね返る。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万8850円(-1.77%)に対しラージ同、シカゴ8845円。現物より679円安い。ダウ先物3万8230ドル(-1.30%)。同247ドル高い。VIX恐怖指数17.31(+16.10%)、WTI原油先物85.45(+0.51%)。金先物2360(-0.53%)、ビットコイン円10,386,263(-0.23%)。
12日の日経平均80円高。大引け3万9523円。TOPIX2759(+12)。10年債0.850%変わらず。米10年債4.518%(-0.070)。上海総合3019(-0.49%)、香港ハンセン16,721(-2.18%)、インドNifty22,519(-1.03%)、ロシアRTS1165(+0.30%)。グロース687.37(-0.68%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。5月からブレが大きい。(了凡)