皆既日食がきっかけ 唯一世界と一線を画している日本 (2024.04.08)
前週末反落。日経平均中陰線の引け。全面安だ。4日ダウ530ドル安を受けたもので、5日米雇用統計改善を手掛かりに307ドル高。一時25日線3万9796円を下回ったものの、夜間取引で320円高の3万9300円をつけている。雇用統計の手の内も明らかになり、ソフトランディングを拝み倒す展開。買い戻しによるものだ。8日(日本時間9日)から正念場とみられる。北米テキサス、アーカンソー、オハイオ、NY州など皆既日食が新たな材料。13、17年周期で2種類の「素数ゼミ」が予想される。イリノイで大量のセミ発生説。事実なら、3~4月恐慌の走りだ。再び売り方の攻勢が予想され、10日の日米首脳会談、12日USスチール臨時株主総会も渦中。このほか、10日3月の米CPI、11日同PPI発表を控え波乱要因。世界中ふるいにかかる見込みだ。ホロスコープによるもので、3月11日金星が水瓶座に入り逆回転スタート。1929年1月7日以来。3月20日春分にかけて初動と述べた。5~11月本格化。金融商品が大商いで急騰する見通し。市岡氏によると、世界の債務総額08~15年に78~227兆ドルと約3倍に拡大し過剰債務体質。米国の過去100年の債務比率が1933年に匹敵する水準。40年ぶり金利が上昇し始めた。世界の利払い/名目GDPが01年ITバブル崩壊前、08年リーマン危機直前のレベル。いつ恐慌になっておかしくない。株高は日本だけでなく、ギリシャやイタリアそれ以上。このため、弱気が多く空売りポジション高水準。むしろ、投機筋の買い戻しが原動力になっている。一方、「This time is different」(今回は違う)が市場に定着。エヌビデアをはじめM7峠を越すやゴールドやビットコイン、米国のハイ・イールド債券、住宅価格も高い。ドルの信用失墜と超インフレが同時進行している。NYの若林氏によると、第2次ITバブル現象。前回インターネットで今回AI。3月5日雇用統計に関係なく崩壊寸前だった。44年上げた相場がこれから3年9ヵ月に渡り暴落。FRB議長でなく黄金分割の運命という。大勢異論ないが、日本が唯一米中や欧州、ロシア、新興国と一線を画していることも事実。12日、USスチール臨時株主総会で万一■■■■(****)の買収が先送りでも、米国内でふさわしいパートナーがいないだけに、条件つきでまとまる公算が大きい。■■■(****)然り。ブルームバーグによると、AIが膨大なデータを必要とするため、2種類の半導体間を何十億冊もの本が行き来するのと同じ。この過程で大量の電力を消費し新たな半導体ソリューションが必要になる。■■■(****)改正法が峠を越し、「IOWN」開発プロジェクトで光半導体実用化が緒につけばしめたもの。バブル崩壊から34年、米国に高跳びした1500兆円が日本に里帰り。米国の皆既日食がきっかけだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9315円(+0.86%)に対しラージ9300円、シカゴ9320円。現物より328円高い。ダウ先物3万9246ドル(+0.85%)。同342ドル高い。VIX恐怖指数16.03(-1.96%)、WTI原油先物86.73(+0.16%)。金先物2349(+1.76%)、ビットコイン円10,290,520(-0.06%)。
5日の日経平均781円安。大引け3万8992円。TOPIX2702(-29)。プライムの出来高18億2600万株、売買代金4兆5100億円。値上がり566(値下がり1026)。10年債0.770%(-0.005)。米10年債4.402%(+0.093)。上海総合3069(-0.18%)、香港ハンセン16,723(-0.01%)、インドNifty22,513(-0.05%)、ロシアRTS1156(-0.59%)。グロース691.04(-0.74%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。バブル崩壊から唯一世界と一線を画している日本が面白い。(了凡)