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アンコール伊勢町

28日が新たなステップ 米国の利下げと日本の利上げ綱引き (2024.03.28)

 3日ぶり反発。日経平均中陽線の引け。盛り上がりに欠ける。26日米主要3指数続落を受け、配当取りと同再投資の綱引き。緩和基調が続く見込みだ。事実、米国の利下げと日本の利上げも綱引き。同床異夢で不測の事態。懸案を4~6月に持ち越した。米国が29日(聖金曜日)から3連休。2月のPCE(個人消費支出)発表を控え4半期末と月末の持ち高調整。日本も指数入れ替えと4月1日の日銀短観待ち。マイナス金利解除で-0.1%から0~0.1%になったものの円安ドル高。27日、一時1ドル151円97銭をつけ、22年151円95銭23年と151円91銭を下回った。しかし、150円前後の円安が3年続く一方、欧米中銀の利上げが頭打ちとなり、1~3月の日経平均予想以上に上昇。34年続いたデフレが年度末一巡する見通し。予想配当落ち分260円。28日10時ごろ判明し委細構わず埋める公算が大きい。プライムの出来高18億9600万株、売買代金5兆2100億円。値上がり1221(値下がり394)。引け後、先物が373円安。夜間取引で4万0390円をつけている。にも拘らず、政府・日銀3者会合。円安に対し「あらゆる手段を排除せずに対応」と財務官。4~6月心配無用だ。何より世界で戦える会社が現れた。一例がUSスチール買収を目指す■■■■(****)で製造業復活のシンボル。前日述べた■■■(****)もポストM7の有力な存在。光電融合技術を結集し電力99%削減。5Gに入った光通信技術を6G の段階でコンピュータに取り込み、約40年続いたシリコンバレーに一石。半導体ゲームチェンジと述べた。数年後、製造業のほかサービス業も生成AIを通じて生まれ変わる見通し。「IOWN」開発に政府支援がつき、You Tube でもお馴染。25年実用化、30年世界標準を目指すという。途中経過でも進捗次第でストップ高もあり得る。連続最高益に増配含みだが、私益や国益を超えて世界の公益も期待できるだけに興味深い。万一、■■■■(****)が買収に難航しても、米国でUSスチール再建が困難なら振り出しに戻る。現在、欧米の物価が日本の9倍といわれ、■■■■(****)のベアが賃上げ率14%要求を上回る3万5000円。米鉄鋼労組垂涎の的だ。世界一の電磁鋼板を目指すといわれ2兆円をはじめ条件に折り合いがつくと成約の運び。■■■■(****)にも11月の大統領選と前後してストップ高の夢がある。26日、米国でM7とトランプ銘柄が乱高下。混乱が伝えられ気になった。1929年の兆候がNY市場に出ている。破戒と再生を巡るもので28日が新たなステップだ。
 日経平均先物によると。27日大証ミニ4万0430円変わらずに対しラージ同。シカゴ0390円、現物より373円安い。ダウ先物3万9832ドル(+0.38%)。同556ドル高い。VIX恐怖指数13.08(-1.21%)、WTI原油先物81.06(-0.69%)。金先物2185(+0.38%)。ビットコイン円10,636,524(+0.26%)。
 27日の日経平均364円高。大引け4万0762円。TOPIX2799(+18)。10年債0.720%(-0.015)。米10年債4.219%(-0.016%)。上海総合2993(-1.26%)、香港ハンセン16,392(-1.36%)、インドNifty22,123(+0.54%)、ロシアRTS1121(+0.44%)、グロース739.23(-0.65%)。値上がり率ランンキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。米大統領選とドジャースに続き、ウクライナも見込み違いになりそうだ。(了凡)