ロングなら日本に限る 他国に比べ秩序と調和があり繁栄 (2024.03.04)
前週末続伸。日経平均大陽線の引け。3日ぶり最高値を更新した。1日米主要3指数続伸が物語るもので、双方素高値圏の攻防。6~7日FRB議長の議会証言まで膠着状態。ひとまず出来上がりと述べた。プライムの出来高17億9000万株、売買代金5兆1100億円。値上がり805(値下がり同)。同床異夢とみられ騰落もイーブン。喜んでばかりいられない。1日のNY市場一進一退。フィラデルフィア半導体指数(+4.29%)を材料にAI関連が買われる一方、ISM製造業景況感指数47.8(市場予想49.5)にとどまり、米製造業16ヵ月連続低迷。ITバブル崩壊後22年ぶりの落ち込みという。時間外取引で米地銀持ち株会社NYCB(NYコミュニティ・バンコープ)が一時27%急落。年初来53%下げ商業用不動産下落と金利高止まりを受けて息切れだ。事実上、エヌビデアやメタ、マイクロソフトなどAI関連が生命線。昨年10~12月期M7の1株当たり利益が59%増(市場予想47%増)となり人気独占。経験にない状況という。逆に、1920年代家電製品の普及や90年代後半IT革命に比較するとパンチ不足。重要な技術に違いないが、今後10年AIによる生産性の押し上げ年率0.15%との分析もある。ミクロで成功してもマクロで米利上げにつかまる旨述べた。24~25年肝腎なところで、市場が持ち堪えるかどうか正念場。経済より政治優先だけに、3月17日ロシア大統領選から戒厳令と総動員令を5月まで延長したウクライナ大統領選まで2転、3転。日本はインフレとの戦いに勝利しても、日本人の大半それらしい配当を受け取っていないという。2日入手した情報によると、ウクライナの敗北が時間の問題。ロシアは核弾頭を積んだハイパーソニックのミサイル発射動画を公開した。米国なしのNATOは軍事的に現在のウクライナと同じ。右翼と左翼の時代が終わり、グローバリストとポピュリストの世界になったものの、グローバリストも終わった。ナショナリストの伝統的な世界が戻ってくる。欧米支配層による一極支配が終わり、多極世界に向けて踊り場に入った。欧米はウクライナに何もできない。ウクライナも兵士の召集すらできない。欧米に兵器が残っていない。デンマークは全てウクライナに送った。英国は軍隊が建国来最小規模。欧米首脳がパニックに陥っている。イスラエル問題然り。バイデン氏がロビーやネタニヤフ氏に従えば選挙でトランプ氏に負ける。ミシガン州でも敗北確実な情勢。ネタニヤフ氏はハマスとの停戦に反対。ガザに平和が戻ると現政権終わり。ロシアのドル資産凍結(45兆円)も負い目になった。同床異夢では示しがつかない。ロングなら日本に限る。1月のインフレ率2.2%。22ヵ月連続2%を上回り賃金の上昇が連動。株のほか産業界も需給が一段と改善する見込みだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ4万0200円(+0.51%)に対しラージ0190円、シカゴ同。現物より279円高い。ダウ先物3万9077ドル(+0.09%)。同10ドル安い。VIX恐怖指数13.11(-2.16%)、WTI原油先物79.81(+1.98%)。金先物2091(+1.80%)、ビットコイン円9,311,104(-0.65%)。
1日の日経平均744円高。大引け3万9910円。TOPIX2709(+33)。10年債0.710%変わらず。米10年債4.185%(-0.063)。上海総合3027(+0.39%)、香港ハンセン16,589(+0.47%)、インドNifty22,338(+1.62%)、ロシアRTS1122(-0.47%)。グロース763.60(-1.14%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本は他国に比べ秩序と調和があり繁栄しているという。(了凡)