春節明け次の扉ひらく 米利上げ停止が株高のよりどころ (2024.02.15)
4日ぶり反落。日経平均十字足の引け。後場下げ渋った。13日ダウ524ドル安を受け全面高の反動。13日流れが変わり中国の春節(10~17日)明けパートⅡ。米CPI(1月)のほか、15日同小売売上高、2月NY連銀製造業景況感指数など巻き戻しの材料。年度末にかけて欧米や中国の商業用不動産貸し倒れ積み増しもあり3万8000円大台固め。乱高下が予想される。プライムの出来高19億0800万株、売買代金5兆1900億円。値上がり324(値下がり1319)。2月に入りプライムの売買代金1日平均4兆9000億円(昨年同平均3兆3700億円))と45%急増。米国のダウ、S&P、ナスダックを通じてM7(ハイテク大手7社)の影響顕著。国内でも日本を代表する大型株がリード。人気が偏っていびつな構造にある。米国の場合、S&P500種採用のうちM7が23年9月から増益基調に対し、残り493社減益の見込み。CPIに限らず様々な統計にひずみが見られ、ソフトランディング期待に支えられたもの。米大統領予備選の影響も否めず、米雇用統計に一部政府雇用の水増しが伝えられた。消去法でインドと日本が人気。前者が割高だけに需給好転の後者追い上げ。懸念される中国の春節明け、混乱を吸収する窓口という。外資はそうでも、国内個人金融資産1500兆円のうち株・投信の比率約2割。米国の比率同8割といわれ、年度末・新年度にかけて国内勢相乗り。7月から新札を控えタンス預金も後押し。思惑に包まれる見通し。むしろ、ウクライナ・イスラエル戦争を隠れ蓑に大口取引が続くとみられる。しかし、2月から小回り3ヵ月。5~10月逆行し従来の流れに戻るのが気懸かり。11月から画期的な時代が始まる旨述べた。破戒と再生によるものでホロスコープ然り。次の時代が始まるわけだ。今から180年前の明治維新が視野に入った状態といわれ、幕藩体制や文明開化も馴染まない過渡期。国内に限れば、薩長土肥と雄藩の株を買ったのに等しい。大航海時代の常識を一変した日本のたたら製鉄、鉄砲量産技術がそうで、三菱の岩崎弥太郎(1835~85)と渋澤栄一(1840~1931)も思い出した。■■■■(****)のUSスチール買収や新札で目玉になっている。前日、2025年起こるかもしれない安保条約廃止。その後、意外な日本の繁栄が弥勒と述べた。算命学によると、24~25年乗り切れば26~27年最大のチャンス。春節明け次の扉をひらくはずだ。
日経平均先物によると、14日大証ミニ3万7940円(+0.45%)に対しラージ同、シカゴ7935円。現物より232円高い。ダウ先物3万8436ドル(+0.27%)。同163ドル高い。VIX恐怖指数14.98(-5.49%)、WTI原油先物78.03(+0.21%)。金先物2003(-0.18%)、ビットコイン円7,749,049(+3.71%)。
14日の日経平均260円安。大引け3万7703円。TOPIX2584(-27)。10年債0.750%(+0.025)。米10年債4.291%(-0.020)。上海総合、香港ハンセン休場。インドNifty21,840(+0.45%)、ロシアRTS1122(-0.09%)。グロース723.05(+0.36%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。米利上げ停止が株高のよりどころ。利下げなら材料出尽くしだ。(了凡)