証券ビュー

アンコール伊勢町

IMF追加出資に反応 円安受け入れ株持ち上げる (2012.04.19)

 

円安に振れ反発。主力中心に持ち直した。CMEに鞘寄せするもので後場も堅調になった。19日、スペイン中長期債入札と財務省の貿易統計発表(3月)待ちという。弱気相場しか知らない機関投資家が陣取ったままで頼りない。日本がIMFに外為特会から4兆8000億円追加出資を決めたのは、北朝鮮のミサイル発射失敗・核実験再開、渡米して尖閣諸島購入を表明した都知事、関電の大飯原発再稼働など利害調整によるもの。相場が高いのもわかる。大口資金投入といえば、日本の広告費もそうで、ロイターの下部組織といわれる電通が窓口。政界やメディアにパイプを持ち原発利権にも関わってきた。ちなみに、2011年度5兆7000億円(2.3%減)。このうち1000億円レベルの御三家がトヨタ、パナソニック、東電はじめ電気事業連合会。トヨタや東電が献金や選挙支援で政界工作し、電通がキャンペーンを張ってメディアを手懐ける。17日述べたように、パナソニックは松下政経塾出身者を政権の座につけた。現在の政権は財界の操り人形といわれ、弱みを握られているようだ。昨年3月11日から1年有余。政府、東電、マスメディアの対応がぶざまで、大飯原発再稼働を巡る三者の態度然り。巨大な広告費により懐柔されたマスコミもまどろんだまま。NHKにも批判が多い。現政権は本尊寄りといわれ、欧米にとって使い勝手がいいそうだ。それだけに、財務相がIMFにOKを出すと、たちまち相場が反応している。日銀は27日の政策決定会合で追加緩和を発表するが、18日に日経が「物価予測上方修正」と露払い。12年度0%台前半、13年度同後半の見通しで、1%をターゲットにギアを上げるのも時間の問題。このため再び円安に振れるのが確実で、GWを前に日経平均を押し上げそうだ。インフレに強い商社や不動産が中心とみられ、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)のほか■■■(****)、■■(****)をリストアップ。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)に■■■■(****)、■■■■■(****)も紹介した。■■■■■(****)、■■■(****)にもいえる。27日にかけて中締め。4、5月悲観論を跳ね返せと述べているわけだ。

日経平均は202円高。後場上海、香港も買われ9667円の引け。出来高16億7400万株、売買代金1兆円。先物主導で底が浅く、ボリューム面で物足りない。■■■(****)が14万5000円で引けたほか、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など確り。■■■■■■■(****)、■■■■(****)堅調。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、さらに■■■(****)も跳ねた。日本でもディーゼル車の市場拡大が見込まれ、■■■(****)が商いを伴い461円で引けた。日経平均は13日につぎ18日上振れ。3月27日1万0255円を高値に4月11日9388円まで初押し9%。半値戻し9820円、全値戻し、倍返し1万1100円も視野に入った。日本がIMFに振り込む分、欧米の本尊筋が円安を受け入れ株を待ち上げた印象。27日にかけて意外な高値も考えられる。20年以上ネガティブだったバイアスが2、3月ポジティブに変わり、4月初押しで反発のエネルギーが溜まりたまっているためだ。(了凡)