能登地震まで買い材料 23~25年の3年間が決定的役割 (2024.01.18)
続落。日経平均中陰線の引け。後場一段安だ。16日米主要3指数反落を吸収し戻り高値を更新する一方、中国の上海取引所が日経平均連動型のETF売買を一時停止。狼狽売りが出た。日中値幅762円。昨年7月28日の809円以来で「初押し」の一環。16日FRB理事が講演し、米利下げを急ぐ必要ない旨の牽制と重なった。プライムの出来高19億6200万株、売買代金5兆2700億円。値上がり486(値下がり1114)。昨年7月末に似たような場味。当分日柄整理とみられる。先物に大口売りが出た模様で中長期好押し目。日証協会長が17日の定例会見で日経平均4万3000円説に言及し、能登地震の影響で日銀緩和延長も味方につけた。何しろ、記録的な30年デフレ。それも世界で最後のマイナス金利が大詰めを迎え債券も活気。日経平均が34年ぶり高値をつけ、4万円どころか5万円や10万円説陳腐化。能登地震まで買い材料になった。東西の大国がウクライナや中東で戦争に巻き込まれ、手詰まりから消耗戦に陥った経緯と比較にならない。世界の余剰資金が東京に向かっており、2013年の第62回式年遷宮で新宮が「金座」(かねのくら)に遷座され。2033年まで20年間「経済の時代」に突入する見通し。景気循環論から見た今後の展望よし。嶋中雄二氏(68)の持論で短・中・長期サイクルが明治以来6回目のゴールデンサイクル。2023~25年の3年間が決定的な役割を果たすという。第1次大戦後、スペイン風邪(1918~20)明け好景気になった経緯と同様、コロナ後製造業復活、ペントアップ(待機)・インバウンド需要が見込まれ、3つのエンジンが自動的に掛かりそうな場面。過去に日露戦争(1904~5)をはじめ戦後、神武・岩戸・いざなぎ3度の好景気に匹敵し、アベノミクス初期2013~14年の計5回。このため、今後10年空前のスケール。エミン氏が早々30万円説を唱え尾鰭がついた。ブルームバーグによると、大手金融機関が金利上昇局面で生き残るノウハウを持つ専門家を求めているという。日銀が30年短期金利をゼロに固定し、借入コストが持続的に上昇する場面で起こる極端な価格変動に備えるもの。株の場合、いとも簡単で■■■■(****)と■■■■■(****)、■■■■(****)を軸足に■■■■(****)、■■■■■■(****)挙げて中長期の目玉。前日述べたように、24~25年不意の落ち込みに拾う神あり。26~27年最大のチャンス到来。お国と同様生まれ変わるという。
日経平均先物によると、17日大証ミニ3万5370円(-0.34%)に対しラージ同、シカゴ5390円。現物より88円安い。ダウ先物3万7397ドル(-0.42%)。同36ドル高い。VIX恐怖指数14.47(+4.55%)、WTI原油先物71.18(-1.85%)。金先物2029(-0.06%)、ビットコイン円6,320,239(-0.61%)。
17日の日経平均141円安。大引け3万5477円。TOPIX2496(-7)。10年債0.600%(+0.010)。米10年債4.064%(+0.010)。上海総合2833(-2.09%)、香港ハンセン15,276(-3.71%)、インドNifty21,571(-2.09%)、ロシアRTS1132(-0.74%)。グロース689.08(-2.53%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。能登地震まで買い材料になった。(了凡)