輪島に朝市が復活する 山積する懸案こなし実力を問われる (2024.01.19)
小幅続落。日経平均小陽線の引け。上げ一服に過ぎない。17日米主要3指数続落を受けたもので、スピード調整そのもの。米利下げ期待後退と中国のETF一時売買停止を織り込んだ。プライムの出来高14億6200万株、売買代金3兆9900億円。値上がり863(値下がり729)。34年ぶり戻り高値を更新し当然の一服だ。米中のように40年登り詰め、さらに高見をきわめる了見にあらず。世界で最後のマイナス金利が大詰めを迎え債券も活気。そちこち余剰資金が東京に向かい始めた矢先の「初押し」だ。結論からいうと、輪島に朝市が復活するまで中長期強気。算命学で国運を反芻し、24~25年不意の落ち込みを拾う神あり。26~27年最大のチャンス到来に相違なし。大風呂敷にしても、維新(1868)から数え6度目の好景気。それも、スペイン風邪(1918~20)明けと共通項があり30年以降一段と拡大。日経平均4万円や5万円程度で収まらない見通し。このため、23~25年の3年間が決定的な役割を果たす旨述べた。18日、ダイヤモンドオンラインの「すずかんゼミ」がヒント。100年、200年、300年前の先人たちとの対話。この3つが大事という。AIに身体なし。知識こそあっても知恵がない。人間には欲がある。AIには欲のほか良心、意思もない。5つあるのが人間という。禅問答のようだが、人生は想定外と板挟みの連続で「迷う」のが特徴。人間とAIは全く違う。生成AIに問題を投げかけるとすべて違う。訊くたび違う答えが返ってくる。結局、AIはそれを開発した設計者に左右される。生命体はもともと矛盾を抱え生きているためだ。すぐに解けるならAIやロボットに任せたらいい。人間は難題と向き合ってこそ人間。問題が解けなくてもおかしくない。自分がやりたいならテーマは何でもいい。単に金儲けしたいなら駄目で、どういう価値をもたらすか徹底的に言語化するという。実に、学者らしい。市場でAIとアルゴ取引を酷使しても深みにはまる道理と似ている。想定外と板挟みにつかまるのが落ちだ。年明け能登半島地震。現地調査によると、M7.6 による海岸隆起1分約4ⅿ。過去最大といわれる。日本の命運が決まった。内外山積する懸案をこなし輪島の朝市復活を果たすこと。想定外と板挟みによるもので日本の実力を問われる場面。ウクライナや中東戦争につかまるよりずっとマシだ。
日経平均先物によると、18日大証ミニ3万5670円(+0.24%)に対しラージ同、シカゴ5690円。現物より224円高い。ダウ先物3万7499ドル(+0.11%)。同232ドル高い。VIX恐怖指数14.38(-2.77%)、WTI原油先物72.63(+0.21%)。金先物2014(+0.38%)、ビットコイン円6,301.500(-0.61%)。
18日の日経平均11円安。大引け3万5466円。TOPIX2492(-4)。10年債0.650%(+0.045)。米10年債4.087%(-0.016)。上海総合2845(+0.43%)、香港ハンセン15,391(+0.75%)、インドNifty21,462(-0.51%)、ロシアRTS1132(+0.26%)。グロース685.90(-0.46%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。大英博物館に人出が戻り、世界中で掻き集めた「芸術品」に盗品返還要求が起きている。(了凡)