日本に2024年の流れ 強欲な資本主義が再び限界迎える (2023.11.15)
続伸。日経平均小陰線の引け。高寄り後もみ合いだ。前日ダウ54ドル高を受けたもので、14日米CPI(10月)発表を控え高安まちまち。15日1年ぶり米中首脳会談もあり模様眺め。17日米つなぎ予算執行期限とあって尚さらだ。プライムの出来高14億2500万株、売買代金3兆5400億円。値上がり782(値下がり821)。腹をくくったように見える。NY連銀の米消費者調査(10月)で1年先の期待インフレ率3.6%(9月3.7%)。3年先横ばいで5年先も2.7%(同2.8%)と警戒感後退、10月の2番底でインフレ懸念を織り込んだ。一方、日本時間15日午前11時に発表される中国経済。ブルームバーグによると、10月に失速した可能性が高い。公式統計によるもので、前年比較よく見えるベース効果で来年1月持ち直す運びにある。ロイターによると、今後20年で米中経済成長率が過去20年より縮小。ゴールドマンは2034年に中国の成長率3%。モルガンも債務負担急増に伴う保有資産を処分してGDP成長率が2027年1.7%。ドルベースでもっと下がるという。中国の黄金時代が終わった。米国の輸入が過去20年トップだった中国からメキシコに変わり、1998年以来初めて対外直接投資が四半期ベース赤字という。それがどうしたといえなくもない。日本が異色なためだ。旧聞だが、過去30年成長していない。景気が循環せず停滞。拡大ならぬ縮小再生産でやり繰りしてきた。賃金が上がらないのに成り立つ国家など理論上あり得ない。あるとしても、政権交代や国家転覆がつきもの。ストライキ一つなく選挙のたび自民党が勝ち、生活に不満があっても爆発しない社会が異色。市場で■■■(****)や■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)など100均に回転寿司、SPA(開発小売業)等直近30年記録的な高い伸び。国内のほか海外でも若者中心にマーケットが拡大している。■■■■(****)の売上高が百貨店トップの■■■■■(****)と肩を並べ、■■■(****)の営業利益率が小売業断トツなのもご時世さながら。直近、ローレックスやパテック・フィリップなど中古の高級腕時計が2年ぶり安値。さらに安値更新の見通し。リーマン危機(2008)の行く末を物語るもので、強欲な資本主義が再び限界を迎える。お金や物質でものごとを解決できなくなった。ホロスコープで紹介した水瓶座にくわしい。2023年3月21日、冥王星が水瓶座に移動。約20年続く変化期という。「破戒と再生」を代弁するもので米国の独立戦争、フランス革命、人権宣言など前例。デジタルに打ってつけ。風の時代といわれる。本格化するのが来年11月20日。これから1年「嵐の前の静けさ」と述べた。算命学によると、日本の国運23年初動。24~25年不意の落ち込み。急所と考えられる。
日経平均先物によると、14日大証ミニ3万2770円(+0.20%)に対しラージ同、シカゴ2765円。現物より69円高い。ダウ先物3万4389ドル(+0.01%)。同48ドル高い。VIX1恐怖指数14.80(+0.27%)、WTI原油先物78.27(+0.01%)。金先物1949(-0.02%)、ビットコイン円5,515,936(-0.50%)。
14日の日経平均110円高。大引け3万2695円。TOPIX2345(+8)。10年債0.850%(-0.020)。米10年債4.610%(-0.017)。上海総合3056(+0.31%)、香港ハンセン17,396(-0.17%)、インドNifty19,443(-0.42%)、ロシアRTS1107(-0.87%)。グロース672.37(-0.84%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。日本に2024年の流れがきている。(了凡)