暴落恐るるに足らず 日本を代表する主力が買われるやよし (2023.11.02)
続伸。日経平均中陽線の引け。FOMC待ちだ。前日米主要3指数続伸に煽られ窓を空けて高値引け。先物の買い戻しが目立つ。10月30~31日の日銀政策決定会合でYCC1%超再修正を織り込み、1ドル151円台前半の円安に振れた矢先のことだ。■■■■■■(****)をはじめ輸出関連が軒並み上方修正。直近までショート(売りポジション)にこだわっていた外資が慌てて先物を買い戻し持ち高調整。引け後、10月に財務省の為替介入なしと伝えられ収まった。しかし、1日長期金利が0.970%に上昇し1%を見るまで納得しないのが市場の本音。FOMCに続き3日米雇用統計発表もそうだ。17日つなぎ予算執行期限を控えているためで、米国債格下げ懸念がこれまでにない緊張をもたらしている。プライムの出来高19億4300万株、売買代金4兆8300億円と足踏み。某財務官が「あらゆる手段スタンバイ」と息巻いているが、本気で市場と戦う素振りに見えない。はっきりしない儘時間稼ぎが続き、ウクライナやイスラエルと同様長期化。一線を越えたところで市場の洗礼を浴びるのが常。ホロスコープによると、何も彼もしり切れとんぼといわれ事実上先送り。主要メディアの公式発表があだになる。早い話、来年急カーブが3回あり「破戒と再生」本格化。延べ20年続く見通しだ。年明け台湾の総統から2月インドネシア、3月ロシアとウクライナ、11月米大統領選まで息が抜けない。公式統計によるもので結果が出ても対立が続く。このため、事実上内戦が尾を引き国内を回すのに必要な生産が追いつかない。米国でデトロイトがガソリン車ならカリフォルニアはEVといわれる所以。おのずと戦場や現場から一定の距離を隔てた国が漁夫の利にあやかるわけだ。戦後、日本が冷戦とポスト冷戦で立ち直り、新冷戦にも有力といわれるポジション。ITやAIで先行した欧米で残っている製造業2割といわれ、日本の場合、国内回帰と相俟って8割。量のほか質でも世界レベルで供給できる。万一、第3次大戦勃発となれば大規模な特需も考えられる。欧米がハイテクにシフト、ものづくりをないがしろにしたツケが回りかけた。国内で必要なものは自前で調達するのが筋。10~12月ないし来年1~3月、どんな暴落であれ日本を代表する主力が買われるやよし。熊本に続き北海道のシリコンバレーを受注した■■(****)。直近素高値圏で見送り。しかし、暴落にもってこいの一番手。中長期ハイテク並みに化ける公算が大きい。
日経平均先物によると、1日大証ミニ3万1490円(-0.35%)に対しラージ1500円、シカゴ1470円。現物より132円安い。ダウ先物3万3003ドル(-0.40%)。同50ドル安い。VIX恐怖指数18.41(+1.49%)、WTI原油先物82.83(+2.23%)。金先物1992(-0.08%)、ビットコイン円5,218,113(-0.43%)。
1日の日経平均742円高。大引け3万1601円。TOPIX2310(+56)。値上がり1308(値下がり328)。10年債0.955%(+0.005)。米10年債4.903%(-0.025)。上海総合3023(+0.14%)、香港ハンセン17,101(-0.06%)、インドNifty18,989(-0.47%)、ロシアRTS1082(+0.28%)。マザーズ642.06(-0.97%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。暴落恐るるに足らず。(了凡)