日銀が世界一の金持ちに 国内回帰のほか海外から資金流入 (2023.09.04)
前週末5連騰。日経平均中陽線の引け。「雲」上限を出た。1日115ドル高に拘らず「雲」にとどまるダウを僅かにリード。■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■(****)など主力中心に活況。TOPIXが33年ぶり戻し高値を更新した。出遅れた外資の仕込みが続いている模様で、1日伝えられた4~6月期日本経済の需給ギャップ解消が手掛かり。15四半期ぶり推定0.4%プラス。消費者物価指数、GDPデフレーター、単位労働コストもプラスとなり事実上デフレ脱却。正常化の足場を固めた。名古屋で主要百貨店(4社5店)8月の売上高308億円(前年同比13%増)。中経連の7~9月期DI(業況判断指数)もプラス24.0。4~6月期から9.1%上昇し4四半期連続好転。■■■■■■(****)が健闘している。一方、米雇用統計で8月の非農業部門18.7万人増。失業率3.8%。過熱感が後退した。退職と解雇に緊張感が薄れクレジット遅延率が2ヵ月連続コロナ前を上回った。道理で「雲」の合間にある。気になるのが中国。1日上海総合3213(+0.10%)、香港ハンセン台風で終日取引中止。政府の不動産後方支援、財新製造業PMI、人民元買い戻しに拘らず上げ帳消し。相変わらず処理水ネタに時間稼ぎ。開いた口が塞がらない。恒大の米破産申請と碧桂園デフォルト次第で国家破綻の危機。50年前、毛沢東の文化大革命(1966~76)と瓜二つ。1日、二の舞と述べた。2日、7月の輸出が前年同月比14.5%減。4~6月期海外から投資9割減。人民銀行の新規融資前月比9割減など伝えられ絶句。事実上、破綻に追い込まれた。処理水をネタに連日大本営発表。むべなるかな。世界中煙に巻き時間稼ぎに明け暮れている。■■■■(****)が8月24日午後から処理水放出。同日16時10分、中国人民解放軍の原子力潜水艦が爆発。米台接近を牽制するため軍事演習を繰り返す中、台湾海峡で乗組員全員死亡の重大事故云々。ニューズウィーク誌によるもので未確認情報のままだ。中国当局が反応せず、台湾当局が否定した後も情報戦。在米中国人のフェイクニュースといわれても腑に落ちない。2019年7月、ノルウェー当局が近隣海域で30年前沈没したロシアの原子力潜水艦残骸付近で通常より80万倍高いレベルの放射線が検出された。今回、フェイクとしても「軍事機密」で押し切るなら身も蓋もない。これほど処理水で騒ぐ理由が原潜事故を隠す狙いならわかる。国家破綻の淵に立たされ9月待ったなしだ。中国は過去40年スーパーサイクルの反動。7月末、香港ハンセンが現状に近いと述べた。バランスシート調整に入るわけだ。日本も影響を受けるが、国内回帰のほか海外から資金流入。事態が悪化すれば重宝される。■■■■(****)が世界一の金持ちになりそうだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万2755円(+0.17%)に対しラージ2760円、シカゴ同。現物より49円高い。ダウ先物3万4865ドル(+0.21%)。同27ドル高い。VIX恐怖指数13.09(-3.54%)、WTI原油先物86.05(+2.89%)。金先物1966(+0.02%)、ビットコイン円3,789,159(+0.19%)。
1日の日経平均91円高。大引け3万2710円。TOPIX2349(+17)。プライムの出来高13億1800万株、売買代金3兆2800億円。値上がり1451(値下がり332)。10年債0.625%(-0.020)。米10年債4.180%(+0.070)。インドNifty19,435(+0.94%)、ロシアRTS1055(-0.35%)。マザーズ758.61(-0.21%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。日銀の債務超過などあり得ない。(了凡)