踊り場の挙句に円高 名実とも世界で1000年以上の祭り (2023.07.18)
前週末小反落。日経平均小陰線の引け。踊り場のさなかにある。14日ダウ113ドル高(13日47ドル高)に呼応。強弱感の対立によるものだ。日経平均先物が夜間取引で20円安の3万2320円。国内外、気迷いがうかがえる。14日、JPモルガンの4~6月期最高益や米銀の好決算が伝えられる一方、ゴールドマンみずから後半長引く景気後退リスクに言及。世界的な成長鈍化に伴う影響で企業業績が下方修正され、日本を除くと利益の伸び事実上ゼロと慎重。7~9月巻き戻しを通じて流れが変わり始めた。10~12月あく抜けを巡り一悶着二悶着あるとみられ、本格的な株高を前に大きく下落する旨述べた。何より、4~6月一番儲かったのが日銀。ETF保有残高が6月末60兆円(含み益24兆円)といわれ、22年度の税収が過去最高71兆円になった財務省にやり。ETF分配金あてにしている模様で法人・所得・たばこ増税による見積もりと一致。23年度から5年で43兆円見込む防衛費の足しになる見通し。7月3日3万3753円をつけ国益に貢献した。初動を通じて33年ぶり国内にお金が回り始め本格高を前にポジション調整。7~9月ドル高頭打ち10~12月円高株高の見込みだ。米ハリウッドが43年ぶりスト、中国の住宅価格が主要都市で54%下落。ミャンマーがクーデターから2年半で経済危機。よりによってロシアに頼るという痛ましさ。世界各地の株高が峠を迎える中で日本の出番。4年ぶり17日京都祇園祭・阿波剣山の山頂大祭全面再開が復活の第一歩。1000年以上続いており24日後祭りまで続く。古代イスラエルからシルクロードを通してお金の流れにつながり、海外情勢が厳しいだけに人気集中とも受け取れる。日本は今春から賃上げ、値上げが実現し、30年ぶり設備投資96兆円も後押し。製造業の国内回帰、インバウンド揃って回復に向かい始めた。これまで2度の世界大戦に大国同士武力で雌雄を競ったものの、今回消耗戦の果てに勝者なし。来年目一杯続く当該国の総統・大統領選によって次のリーダーが決まる見通し。市場から学ぶところで、お金の集まる国に人材や情報も集まる仕組みだ。名実とも世界で1000年以上続く祭りがざらにない上、コロナ明け1ヵ月にわたり様々な神事や行事が開放されネットでも際限なく流れる。21世紀アジアの時代といわれ、過去30年円売り人民元買い一辺倒だった。しかし、今年後半から逆になりそうだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万3230円(-0.06%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より71円安い。ダウ先物3万4662ドル(+0.21%)。同153ドル高い。VIX恐怖指数13.34(-198%)、WTI原油先物75.27(-2.11%)。金先物1959(-0.23%)、ビットコイン円4,218,975(+0.13%)。
14日の日経平均28円安。大引け3万2391円。TOPIX2239(-3)。プライムの出来高13億3600万株、売買代金3兆7600億円。値上が624(値下がり1134)。10年債0.475%(+0.010)。米10年債3.827%(+0.059)。上海総合3237(+0.04%)、香港ハンセン19,413(+0.33%)、インドNifty19,564(+0.78%)、ロシアRTS1014(+0.60%)、マザーズ784.72(-0.65%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。踊り場の挙句に円高だ。(了凡)