4万3092円まで視野 これから何をすべきか市場に学ぶ (2023.07.04)
週明け全面高。日経平均中陽線の引け。再び5日線3万3181円を上回った。前週末先物の気配をしのぐもので、3日朝日銀が発表した6月の短観を好感。大企業製造業のDI(業況判断指数)プラス5(3月から4ポイント増)に同非製造業もプラス23(同3ポイント増)に改善。製造業中心に外資の買いが目立つ。23年分(1月1日)の路線価が1.5%上昇し、22年分を1%上回ったのも経済正常化の材料。さらに、米財務長官6~9日訪中報道も関係修復の思惑になった。一時3万3762円をつけ6月19日の高値3万3772円に迫る場面。7月早々買いから入った模様。ウォール街で強弱感が対立しており、日本の緩和続行と南北シリコンバレーが新たな買いを呼び込んでいる。黄金分割によると、3月16日米銀破綻でつけた安値2万6633円から6月7日の高値3万2709円を第1波に第2波3万6806円、第3波4万3092円まで視野に入ると述べた。米財務省が今後1兆ドル短期国債を市場で調達する意向から8、9月正念場。紆余曲折を経て持ち直すとも述べた。日本戦略研究フォーラムによると、ウクライナ戦争を事実上第3次大戦との認識。第1、第2次大戦も総力戦で欧州、世界を巻き込んだ。戦場でない中南米さえ第2次大戦終盤に次々参戦。第3次大戦とはいえ、実際にミサイルを撃ち込まれているのがウクライナだけ。しかし、EUや米国、イラン、中東、アフリカ諸国も食糧・エネルギー危機。戦争は新しい顔でやってくる。同じ戦争がひとつもない。このため、ウクライナ戦争も核を含め第3次大戦との覚悟と準備が必要。われわれは歴史の分水嶺に立っている。終わりが見えず長期化。両大戦や朝鮮戦争も参考にならず、一体どのような出口戦略になるか。日本はどうあるべきか。これから何をすべきか。市場に学ぶところだ。一例が7~9月。来年を左右するもので、1月から11月まで渦中の国や地域で歴史的な総統・大統領選が前提。世界中答えを出す。日本に集まりかけた資金が妥当かどうか。新紙幣発行も命運を担う。お金が出ていく国と入ってくる国に大別されるわけだ。ホロスコープによると、天王星の公転周期84年と海王星同168年に一度の場面。エルニーニョをはじめ異常気象も頻発し、政治に経済、秩序も一新を迫られる。市場にとって南北シリコンバレーが目玉になった。
日経平均先物によると、3日大証ミニ3万3685円(+0.10%)に対しラージ3700円、シカゴ3695円。現物より58円安い。ダウ先物3万4578ドル(-0.10%)。同170ドル高い。VIX恐怖指数13.80(+1.55%)、WTI原油先物71.37(+1.03%)。金先物1923(-0.28%)、ビットコイン円4,442,287(+0.41%)。
7月3日の日経平均564円高。大引け3万3753円。TOPIX2320(+32)。プライムの出来高14億1100万株、売買代金3兆4000億円。値上がり1499(値下がり292)。10年債0.400%(+0.005)。米10年債3.863%(+0.030)。上海総合3243(+1.31%)、香港ハンセン19,306(+2.06%)、インドNifty19,322(+0.70%)、ロシアRTS989(+0.64%)。マザーズ818.68(+0.33%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。4万3092円まで視野に入っている。(了凡)