株高が日本の求心力に 明治以来6度目のゴールデンクロス (2023.06.16)
5日ぶり小反落。日経平均小陰線の引け。十字足に近い。14日FOMCの発表を受け、ダウ232ドル安に対しS&P500種0.1%高。ナスダック0.4%高。FRBの利上げ停止・追加利上げ示唆を受け流した。引け後、高値波乱に巻き込まれ上げ一服。15~16日の日銀政策決定会合も買い一辺倒でなくなった。東証によると、6月5~9日外資の買い越し9854億円。10年ぶり11週連続という。折から1ドル141円台に振れ、記録的な円安。エミン氏曰く、FOMCと何ら関係なく舐められたもの。ヘッジファンドの記録的な円売りポジションが目立ち、今回も日銀が何もしない安心感によるもの。ほどなく円安のピークとみられる。10年ぶり11週連続買い越しが初動と考えられ、前日述べた2013年「金座」(かねのくら)から復活が始まった経緯と符合。2033年まで続く見込みだ。奥の院によると、前回1973~93年「金座」のバブルが徒花で終わり今回実を結ぶという。かねて弥勒といわれ、仏教で釈迦牟尼仏の次に現れる未来仏。京都太秦の広隆寺が有名で聖徳太子を開基とする秦氏の氏寺でもあり蘊蓄がある。前回の「金座」後半1983~93年に相当し、当時土地と株で欲の皮が突っ張った状態にひきかえ幾らかマシという。維新(1868)、敗戦(1945)に次ぐもので、バブル崩壊からデフレ30年の底練りが初動のエキス。ホロスコープで天王星84年なら、ガイアの法則800年に一度のスケール。伊勢の遷宮も690年(第1回)から1300年以上続いており、第2次大戦後の混乱で4年延期され1953年「米座」(こめのくら)から戦後復興。1973~1993年ピークアウト。収束点が見事に一致する。このため、2022年1月に出た月刊「資本市場」で嶋中氏がポストコロナ・ウイズコロナの日本経済をテーマに循環論を展開。明治以来6回目のゴールデンサイクル到来に合点した。2023~25年の3年、短期・中期・長期・超長期4つの景気循環がすべて上昇。日露戦争(1904~05)、神武・岩戸・いざなぎ3つの高度成長、2013~14年アベノミクス初期計5回に次ぐもの。株価指数が維新と敗戦以来20倍になったのも事実で今年3月米銀破綻から本格的な検証が始まった。30数年後に日経平均が30万円になったところで知る由もないが、弥勒の世を迎えめでたいことに変わりない。来年5月26日まで約1年、ホロスコープの忠告を受け入れ旧体制を一掃する動乱をしのぐのが前提。外資の買い越し第2波が本物のあかし。国も安心、安全、安定だけで成り立たない。
日経平均先物によると、15日大証ミニ3万3210円(-0.60%)に対しラージ同、シカゴ3175円。現物より310円安い。ダウ先物3万4221ドル(+0.18%)。同242ドル高い。VIX恐怖指数14.16(+2.02%)、WTI原油先物69.00(+1.07%)。金先物1940(-1.43%)、ビットコイン円3,538,365(+0.19%)。
15日の日経平均16円安。大引け3万3485円。TOPIX2294変わらず。プライムの出来高15億6900万株、売買代金4兆3800億円。値上がり761(値下がり1006)。10年債0.420%(-0.005)。米10年債 3.832%(+0.044)。上海総合3252(+0.74%)、香港ハンセン19,828(+2.17%)、インドNifty18,688(-0.36%)。ロシアRTS1048(+1.19%)。マザーズ794.93(-0.35%)、値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。株高が日本の求心力になってきた。(了凡)