証券ビュー

アンコール伊勢町

来年にも次の幕上がる 世界恐慌吹き飛ばす日本の材料 (2023.05.08)

 小幅続伸。日経平均中陰線の引け。当たらず障らずだ。5月1日米主要3指数反落を受けたもので、プライムの値上がり623(値下がり1115)。騰落レシオ138.00%。25日線との乖離3.03%も過熱状態に置かれ5連休。2、3日FOMC直前にファースト・リパブリック銀破綻とあって、FRBが懸案の利上げを強行しても見送っても問題解決にならない。米金融大手モルガン・スタンレーとバイデン政権が急場しのぎに折り合いをつけたとみられ、英フィナンシャルタイムズの「米銀には商業用不動産関連の不良債権があふれている」のも見逃せない。窮余の一策で6月債務上限引き上げに成功しても8月ジャクソンホールでつかまる見通し。金融政策でインフレや銀行破綻に収束めどが立たない上、ノンバンクによる商業用不動産の処理も困難なためだ。事実上、第2次リーマン危機といわれ、金融大手モルガンやゴールドマンも人員整理の真っ只中。1日発表されたISM(米サプライマネジメント協会)によると、4月の米製造業景況感指数47.1と6カ月連続50を下回り、リーマン危機2008~09年以来最長の不況となり14年ぶり。カンフルが効いて年内持ち堪えても来年お手上げだ。商業用不動産のうち住宅ローンが60%を占め、米国各地の地銀で損失が積み上がり誰にもわからない。金利が30年もの6%超とあって目も当てられないのが現状。日本の1990年代と同様に今年3月から逆回転が始まった。4月28日唯一日本が緩和続行を宣言したのも、バブル崩壊から30年デフレをしのいだトラウマによるもの。90年代、日本の緩和マネーを残らず米国にさらった国際金融資本にとって2023、24年転機。ウクライナ戦争でロシアを長期戦に持ち込み破綻に追い込んでも自分たちの虎の子を守れない。中国が介在し停戦を実現したところで果てしない消耗戦。そこで、日本に資金を呼ぶルーツを探ってみた。マルコポーロ(1254~1324)、コロンブス(1451~1506)以来といわれる黄金の国ジパング。古代イスラエル・ソロモン王の秘宝といわれる天皇の金塊など。2025年10月と伝えられる金本位制復帰を巡り「世界恐慌」を吹き飛ばす材料だ。7月17日京都の祇園祭と重なる阿波剣山の祭礼が新たな手掛かり。世界の富を半分仕切るといわれるロスチャイルドがスポンサー。伝説に迫るもので欧州13王家と別格の天皇が見直される。ソロモン王の聖地なら世界中の資金が集まる拠りどころ。来年にも次の幕が上がる。
 日経平均先物によると、2日大証ミニ2万8970円(-0.53%)に対しラージ同、シカゴ8980円。現物より178円安い。ダウ先物3万4071ドル(-0.24%)。同19ドル高い。VIX恐怖指数16.61(+5.26%)、WTI原油先物75.54(-0.16%)。金先物1995(+0.19%)、ビットコイン円3,867,297(-0.19%)。
 2日の日経平均34円高。大引け2万9157円。TOPIX2075(-2)。プライムの出来高10億3900万株、売買代金2兆6600億円。10年債0.420%(+0.020)。米10年債3.537%(-0.0.35)。上海総合3323(+1.14%)、香港ハンセン19,933(+0.20%)、インドNifty18,147(+0.46%)、ロシアRTS1031(-0.21%)。マザーズ744.15(+0.33%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。来年にも次の幕が上がる。(了凡)