日本は丸腰で大丈夫 欧米が恐慌でも持ち堪える見通し (2023.04.26)
小幅続伸。日経平均小陰線の引け。後場見送られた。24日米主要3指数小動きを受けたもので、買い戻し一巡後模様眺め。嵐の前の静けさという。27日の日銀政策決定会合から5月19日Gサミットまで織り込み済み。消化試合と述べた。米国時間24日、ファースト・リパブリック・バンクの決算発表が第2弾。1~3月期33%減益、預金4割減、人員25%削減など前例のない落ち込み。クレディ・スイスも半年で預金が半分以下になり瀕死の状態だ。その後、資産と人員流出が続き悪循環。米国とスイスで国際金融資本がつかまり時間稼ぎとみられる。米国時間24日マイクロソフト、26日メタプラットフォームズ、27日アマゾンの決算が焦点。このほか、ボーイングやアムジェンなどダウ構成銘柄も発表を踏まえセルインメイ。もったいぶって見える。エミン氏が「セルビフォーメイ」(5月前に売れ)に宗旨替え。どっちに転んでも買い戻し一巡後急落の見込みだ。道理で引け後先物が甘い。上海総合3264(-0.32%)にひきかえ、香港ハンセン19,617(-1.71%)がブレーキ。円売りでドルを持ち上げている。国内では■■■■(****)の決算がせいぜい。健闘している。■■■■■■(****)の発表が5月10日で折り返し。25日、政府がラピダス追加支援2600億円を発表。昨年700億円に次ぐもので、今後さらに支援が見込まれポジティブな材料だ。たとえ欧米が恐慌でも持ち堪える見通し。これまで30年デフレをトラウマに反転目前。ホロスコープ(天体配置図)に算命学も4月陽転。1年後本格化と出ている。中国が米国に対しピークで300兆ドルあった外貨準備を直近70兆ドルに圧縮。サウジに接近し原油決済を人民元に切り替え、残り70兆ドル分も手放すという。ロシアもウクライナ侵攻直後に公定価格1グラム5000ルーブルで金を大量に取得。西側の経済制裁に対抗している。中ロ挙げてドル暴落に備えたほか、2025年10月と伝えられる金本位制移行に前向き。実現するため、現体制維持に全力を挙げる構えだ。世界の金供給3000トン(22年)、需要4740トン(同)といわれ需給好転。1944年ブレトン・ウッズ体制から約80年。天王星の公転周期(84年)と見合うだけに、当時1オンス35ドルが直近2000ドル前後。ドルの価値が57分の1になり修正場面に入った。日本の場合、公的保有845トン(23年1月)に対し民間保有6800トンが都市鉱山によるもの。現在年6400トンペースで増加。AI革命で貴金属リサイクルに拍車がかかっている。
日経平均先物によると、25日大証ミニ2万8625円(+0.02%)に対しラージ8630円、シカゴ8615円。現物より5円安い程度。ダウ先物3万3904ドル(-0.29%)。同29ドル高い。VIX恐怖指数17.62(+5.07%)、
WTI原油先物78.03(-0.86%)。金先物1987(-0.60%)、ビットコイン円3,674,570(-0.47%)。
25日の日経平均26円高。大引け2万8620円。TOPIX2042(+4)。プライムの出来高9億6200万株、売買代金2兆3400億円。値上がり1079(値下がり666)。10年債0.475%(+0.010)。米10年債3.447%(-0.052)。インドNifty17,769(+0.15%)、ロシアRTS1013(-0.92%)。マザーズ750.83(-0.40%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本は丸腰で大丈夫だ。(了凡)