中央集権を壊す 4月10日 紫玉庵 (2012.04.09)
追い出された亀井代表
国民が考え行動する政策が必要
国民新党の亀井静香代表と
副代表が追い出された。
政治の世界は生臭い。
総理大臣は総務省を、
総務省は政党助成金を握る。
弱小ながら、民主党政権を、御すことができる
と考えていた亀井さん。
権力を持っていなかったことを、
初めて知ったのですね。
そして、石原都知事。
大阪の橋下市長から
維新の会講師に迎えられると、
全国版のヘッドがいないと
算段しているのでしょう。
橋下は国政に出ないが、
中央集権を切り崩すのは、一致だと。
息子の自民党幹事長も、
合流を考えているのかもしれません。
自民党の心ある人間は、
戦後の日本社会、国際環境の中で
存在意義がなくなっていることを
すでに知っています。
民主党のことは、もう、
何もいいません。
中央集権を壊す。
一つの国家的な明確な目標になった。
問題は、その先。
二重行政の解消は必要ですが、
道州制は、新しい官僚組織を生みます。
税収は、何のためにあるか。
外交・国防・警察が、
国家の重要な仕事であることは
不変の鉄則です。
それ以上に重要なのは、
試験秀才の官僚がつくった規格品の
政策ではなく、
生き方を国民に考えさせ、
自主的に行動させる政策が、
必要なのです。