証券ビュー

アンコール伊勢町

初押しの賞味期限27日 再びインフレターゲット1% (2012.04.10)

 

週明け円相場が急反発。売り一巡後小戻した。6日米雇用統計発表を受けたもので、前月比12万人増にとどまった反動。寄り前から円ドル81円、円ユーロ106円台ときつい。9日FRB議長講演、9、10日の日銀政策決定会合を前に手詰まり。2、3月初動に対し4月初押しに相当し問題ない。13日のミニSQ前後押し目底とみられ、インデックス先物の切り返しが注目される。日経平均を見ると調整6日目だが、3日の爆弾低気圧に続報が入った。5日に次ぐもので、HAARP兵器に間違いないという。強力な電源を持つ巨大装置といわれ、何者かが福島県いわき市を中心に電磁パルスを照射していたことがわかるという。同心円状に雨が降る現象をレーダーがとらえている。福島原発4号機プールと使用済み核燃料処理を巡り、放射能汚染問題が尾を引いているだけに注意が必要。9.11と3.11、今年12.22のフォトンベルトにつながるもの。直接関係ないが、8日告示され15日投開票の御前崎市長選も新たな手掛かり。関電の大飯3、4号機再稼働のほか国の原子力政策を左右する。相場にも影響が出るはずだ。洗いざらいセンチメントが弱い。20年以上弱気相場が続いているためで、生まれてそうなら社会に出て同様に下り坂。上りを知らない世代が相場に翻弄されている。日経平均は5日連続安になったが、4月の初押しを売っている印象。9、10日何も出なかったとして、27日の政策決定会合で日銀が追加緩和に動くとみられる。問題は5月。3日米雇用統計発表、5日原発54基全面停止の有無、6日ギリシャ総選挙と仏大統領決戦投票などGW明けてんやわんや。決算発表がもみくちゃになりそうだ。このため、初押しの賞味期限は追加緩和が見込まれる27日。21日が新月に対し5月6日満月。今後3週間がGW明けの決め手と考えられる。そこで、■■■(****)。9日14万7000円で変わらず。6日中村教授が大量保有報告書を提出し思惑を呼んだが、創業者で筆頭株主でもあり12.88%に異論なし。それより、13日午後10時からNHK-TVで「情報LIVEただイマ!<新>がんワクチン治療最前線」を放映する模様。週末にかけて先回り買いが予想される。

日経平均は142円安。後場中頃一段と見送られ9546円の引け。出来高16億株、売買代金9600億円。27日にかけて再びインフレターゲット1%を織り込む場面。これまで述べた建設、不動産、損保、証券、金融などインフレが追い風になる。大半が値を消す中で■■■■■(****)が1722円で引けた。3月30日下方修正し、★★のリストラを発表してから高い。2月23日シーガイア買収も手掛かり。買い残が減り売り残が増えているのも事実で、日本のカジノが成功するかしないか。相場で決着をつけようというわけだ。一方、9日述べた既存インフラ更新。20年以上50年見送られた公共インフラが今後10〜30年間大量更新期にさしかかる。投資額は2050年度延べ20兆円以上。2010〜50年度490兆円といわれる。財政赤字は全国民で支えるもの。ところが、政府は赤字拡大を心配して震災被災地の復旧に手をこまねき財源探し。第2次補正わずか2兆円にとどまり、被災地は延々10ヵ月放置された。■■■■(****)は165円の引け。日柄整理が一巡している。(了凡)