プロとアマ見境つかず 戦後負けるが勝ち今回天の都合 (2022.12.23)
6日ぶり反発。日経平均小陰線の引け。後場一進一退だ。米主要3指数続伸を受けたもので、マイナス金利解除まで間がある。日銀の「利上げ」表明後急落した不動産や自動車など買い戻しが目立った。NYでも21日発表された米消費者信頼感指数(12月)が予想を上回り、スポーツ用品ナイキの9~11月期決算を好感した程度。1銘柄でダウ上昇分の2割占めたという。来年、インフレや利上げ頭打ち期待と景気後退懸念に伴う企業収益の悪化が綱引き。昨年末プロが今年の株安を見落とし、暮れ間際まで外れ馬に乗っているのも事実。アマと見境がつかなくなった。日本時間22日未明、ホワイトハウスで米大統領と会談したゼレンスキー氏然り。「戦争は終わっていない」と述べ米国に軍事支援2400億円追加を取りつけた。一方、ロシアも戦略核配備で呼応。新型ミサイルによる抑止力強化を打ちだし米国を牽制した。要するに、消耗戦。結果がどうであれ混沌が待っている。プーチン大統領はウクライナで「極めて困難」な状況を認め、11月ロシアが2月末侵攻直後最初に占領した主要都市へルソン(ケルソン)から撤退した。一方、米国はロシアを手強いと認め、ウクライナに安直な勝利を認めようとしない。これまでロシアがナポレオン(1769~1821)とヒトラー(1889~1945)を相手に2度冬の戦いで勝った経緯から、向こう数カ月が正念場といわれる。来年、干支と十干の区切りでケリがつく見込みだが、率直などころ共倒れがせいぜい。「人類9割削減計画」が背景という。地球温暖化危機説や新型コロナ疫病説より恐怖心を煽るバブル。「世界経済フォーラム」(ダボス会議)が意図的に食糧危機をひき起こし、貧乏人をこの世から抹消するのが狙い。昆虫食を奨める偽善と傲慢さに満ちた知的エリートによるもの。CO₂排出量をゼロにするため人口を減らす方程式までつくった。食糧をコントロールすれば人類を支配できるといったヘンリー・キッシンジャー氏(99)の偽善、嘘、傲慢が峠を迎える。あなたは10人に1人しか生き残れない世界を勝ち抜く覚悟があるかという。どこまでまともか例えようもないが、日本にとって23年から3年「卯辰巳」を数え未曾有の年回り。33年まで遷宮により「経済の時代」が続く金座(かねのくら)で世界中から「駆け込み寺」も考えられる。うさぎよりかめのように、無事乗り切るのが先決だ。天王星の法則通り、極点で42年昼または夜が続く「天の都合」で起きるものという。日本企業の場合、80年や100年ざらで200年企業の数世界一。戦後、負けるが勝ちで一世を風靡した。今回天の都合で動き出す。
日経平均先物によると、22日大証ミニ2万6330円(-0.40%)に対しラージ同、シカゴ6340円。現物より168円安い。ダウ先物3万3513ドル(-0.18%)。同132ドル高い。VIX恐怖指数20.22(-5.87%)、WTI原油先物79.67(+1.76%)。金先物1823(-0.11%)、ビットコイン円2,228,247(-0.20%)。
22日の日経平均120円高。大引け2万6507円。TOPIX1908(+14)。プライムの出来高11億5000万株、売買代金2兆5600億円。値上がり1431(値下がり337)。10年債0.385%(-0.095)。米10年債3.642%(-0.038)。上海総合3054(-0.46%)、香港ハンセン19,679(+2.71%)、インドNifty18,127(-0.39%)、ロシアRTS928(-1.27%)。マザーズ721.69(-0.02%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。天の都合が面白い。(了凡)