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日本人自ら覚悟が必要 来年統一地方選にサミットも材料 (2022.12.20)

 週明け続落。日経平均小陰線の引け。33日ぶり200日線2万7237円を下回った。16日米主要3指数続落を受けたもので、サンタに掉尾の一振なし。ホロスコープ(天体配置図)の影響という。天王星の公転周期が約84年で赤道傾斜角約98度、黄道面に対し横倒しといわれ、極点で約42年昼または夜が続く「天の都合」によるもの。干支や十干をしのぎ国連やIMF、各種政府統計の遅行指標及ばず80年周期の強い流れに翻弄される。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)を巡る新しい時代の到来。84年前満州事変、その84年前も黒船来航が語り草。よく似た分析がエミン・ユルマズ氏(1980年生まれ)や市岡繁男氏(1958年生まれ)から紹介され興趣をそそる。19日の週刊エコノミストに出た市岡氏の持論がわかりやすい。曰く、2023年は「80年周期」の混乱が本格化。政治・経済が世界規模で大混乱に陥るという。同誌6月18日号の当コラム「80年周期の大変動、次は2020年代」の中で世界が約80年ごと政治・経済の一変するパラダイムシフトに直面する。1780年代のフランス革命、米国独立戦争、天明の大飢饉。1860年代のイタリア・ドイツ統一、米国南北戦争。明治維新、1940年代の世界大戦など前例。2020年から10年「幕末」に匹敵する混乱が起きる。疫病の蔓延で始まった混乱はウクライナ戦争で第2幕が開いた。今後、ロシアと西側は一触即発の危機。こうした中、金利上昇と景気悪化に耐え切れず、欧州で金融危機勃発の可能性がある。ユーロ・ドルと欧銀株のチャートは先行き苦難を示唆しているという。図星だ。戦後約70年続いた日本の安保政策転換然り。専守防衛の基盤的防衛力から反撃を意味する脅威対抗政策に賛成が過半を超えた。国民も意識している。19日入手した情報によると、欧州の安全保障からウクライナ復興にかかっており、戦闘が終結した後ウクライナが莫大な財政支援を必要とすることで主要国が支援する時期到来。失敗すると地政学上のコストが非常に大きい。アフガンやイラクのように復興計画が失敗し成功する保証もない。しかし、今回失敗するとウクライナ、欧州、世界にとって致命的。ロシアと国境を接する欧州が破綻状態になると安全保障の悪夢。何百万人ものウクライナ人難民危機が発生。これまでどちらにもつくことを拒否している国は西側に一層懐疑的。戦闘が続くものの平和を模索する時が到来したという。来年から3年、改めて事実を検証し維新、敗戦に続く3度目のチャンスを吟味できると述べた。28年に兜神社と東証が150周年を迎えることもあり日本に分がある。23年から10年、遷宮に伴う「経済拡大」も追い風。日本人自ら覚悟が必要だ。
 日経平均先物によると、19日大証ミニ2万7280円(+0.24%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より42円高い。ダウ先物3万3244ドル(+0.35%)。同324ドル高い。VIX恐怖指数22.59(-1.05%)、WTI原油先物74.75(+0.39%)。金先物1805(+0.31%)、ビットコイン円2,286,868(-0.02%)。
 19日の日経平均289円安。大引け2万7237円。TOPIX1935(-14)。プライムの出来高9億7100万株、売買代金2兆3500億円。値上がり667(値下がり1082)。10年債申さず。米10年債3.521%(+0.039)。上海総合3107(-1.92%)、香港ハンセン19,352(-0.50%)、インドNifty18,420(+0.83%)、ロシアRTS999(-3.73%)。マザーズ762.77(-1.56%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。来年4月統一地方選に同5月G7 サミット(広島)も支援材料だ。(了凡)