公共投資で来年も株高 使い切れないほどドル円出回る (2022.12.07)
小幅続伸。日経平均小陽線の引け。個別物色にとどまった。13日米CPI、14日FOMC発表を控え75日線2万7623円と5日線2万7935円が板挟み。プライムの値上がり723(値下がり1044)に過ぎず、6日まで6営業日連続値下がり銘柄が1000を超えた。来年の米景気後退を巡るもので、来週13、14日のイベントを境に円安ピークアウト。シートベルトが必要と述べた。何かにつけて番狂わせが予想されるためで、来年米景気後退を見越した株安然り。6日、株高説に出くわした。米国だけで国防予算300兆円、日本も事実上100兆円といわれ、コロナとウクライナ危機を大義名分に「公共投資」大盤振る舞い。関連メーカーに市場関係者も笑いが止まらない。復唱するが、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の故ボーゲン教授(1930~2020)。GDPで中国に抜かれてもいい。日本人の生活は米国人を抜いた。ボストンの地下鉄が途上国の様相を呈し日本の方が上という。日本は米国が巨大な市場を開放し安全を保障するから要求を受け入れる。戦後、復興を目指し日本が歩んだ道に間違いない。これから5年、米国株売り日本株買いに見直しも必要だ。それでもダークホースに変わりない。30年デフレの反動が来年から表面化するためで、主力の■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■(****)など軒並み確り。中国やロシアが「計画経済」に舵を切り、自由と民主化を拒んだだけに風向きがよくなった。■■■■(****)の場合、2030年を目安に大型電炉をつくる旨表明。22年以降、姫路の広畑や米国アラバスで新電炉案件があり、将来ハイテン(高張力鋼板)、超ハイテン、EVのモーターに使う電磁鋼板をつくる狙いもある。50年にCO₂ゼロ、コークスの代わりに「水素製鉄」も伝えられ、日本の製造業がアップデートする見通し。19年4月、財閥解体のくびきを解かれ旧商号に復帰。来年から10年復活が見込まれる。関連メーカーに市場関係者も「公共投資」により息を吹き返すといわれ、年末年始株高説に耳を傾けた。使い切れないほどドル円が出回り、メディアの米株安・米景気後退説に一石。米CPIや同FOMCなど遅行指標だけに裏目が出そうだ。これまで30年をトラウマに10年日本の時代。第63回遷宮によるもので「金座」(かねのくら)後半にさしかかる。40年前、1983年から93年にかけ日本で何が起きたか前例に明らか。近経、マル経も及ばない日本の「金座」を堪能できる。2034年「米座」(こめのくら)になると、彼我ともに安心、安全、安定の社会に様変わり。物質主義の弊害がなくなるという。
日経平均先物によると、6日大証ミニ2万7800円(-0.22%)に対しラージ同、シカゴ7795円。現物より91円安い。ダウ先物3万3954ドル(-0.09%)。同7ドル高い。VIX恐怖指数20.85(+9.39%)、WTI原油先物76.06(-1.13%)。金先物1788(+0.40%)、ビットコイン円2,320,913(+0.05%)。
6日の日経平均65円高。大引け2万7885円。TOPIX1950(+2)。プライムの出来高10億1600万株、売買代金2兆5800億円。10年債0.250%変わらず。米10年債3.569%(-0.032)。上海総合3212(+0.02%)、香港ハンセン19,441(-0.40%)、インドNifty18,642(-0.31%)、ロシアRTS1095(-1.73%)。マザーズ774.15(-1.63%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■(****)の信用倍率0.86。人気化が見込まれる。(了凡)